こんにちは。フランス在住アロマトローグ・自然療法士のTomomiです。
ひさびさにリヨンに行ってきました。
リヨンがなんでアロマ旅なの?と思うかもしれませんが、私にとっては日帰りでちょっぴりアロマ・ハーブな気分になれる小旅行ができる場所なのです。
リヨンはなぜかオーガニックスーパーが多く、エルボリストリ(ハーブ薬局)も多い。
きっとリヨンから程近い田舎がハーブや芳香植物の産地だからでしょう。
アロマテラピーの父、ルネ=モーリス・ガットフォセもリヨン出身です。
フランスでは精油が薬局、オーガニックスーパー、エルボリストリで売られているので、アロマな気分になるのにリヨンはもってこいなのです。
リヨン、今回で6回目かな?
前回は2019年だったので、かなり久々のリヨン旅でした。
リヨンは日本でいうと京都みたいなところ!?
異論も認めますが、パリが東京だとすると、リヨンは京都かな、と思います。
TGVでビューンと2時間で着きますし、ローヌ川が流れていて、そこまで大きな町でもなく、メトロもあまり通ってなく、頑張れば歩けちゃうようなところが京都っぽい。
朝早くにTGVに乗れば、夜暗くなるまで丸一日思いっきり満喫できるのです。
しかもリヨンって美食の街でもあるので(ポール・ボキューズのお膝元)、いろいろ楽しめるんですよ!
パリ滞在中に小旅行でちょっと気分を変えたくなったら、リヨン、お勧めです!
Sat先生のエルボリストリが目的!
私はアロマ専門雑誌のフランスツアーで通訳をさせていただいたり、代表を務めていた協会でリヨン・ドロームツアーをしたりして、リヨンのアロマスポットをコーディネートした経験があります。
最初のツアーでは「30分くらいエルボリストリを見学させてください」というご連絡をしただけなのに、人数分の椅子とお茶が用意されていて、Sat先生が即興で自然療法の講義をしてくださったのです!
こちらはすごいびっくり(私も逐次通訳の準備をしてなかったので二重にびっくり)。
でも、ためになるお話しと、希望者の方にオーダーメイドでその場でお悩み解決ハーブブレンドを作ってくださって、とてもいい経験をさせていただきました!
その後、パリ在住の友人がたまたま調べてここを訪問したとき、私の名刺を出して「この子を知らない?」と聞いてきたそうです(笑)。
覚えていてくださったんだーということで、その後もリヨンに行くたびにご挨拶させていただいています。
今回も、久々の訪問でSatさんにお会いできるのを楽しみにしていました!
が、なーんと不在!!
年配の女性と若い男性がいらっしゃって、「Satさんは今ほとんどいません」って。お元気じゃないそうなんです…。
で、Satさんと私のお話をしたり、写真を見せたりしていたら、奥から1番最初にお会いした時の写真(大きく引き伸ばして額に入っていた!)を見せてくださいました!
そして、私たちの話、よくお話ししてましたよと教えてくださいました。
よくよく聞くと、奥様と息子さん。今は彼らが切り盛りしているとのこと。
そうなってからもう2年ということで、お体、あまりよさそうじゃないのが伝わってきました…。
でも、シャイな息子さんは奥に行ってしまいましたが、奥様とたくさんお話をして、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
Satさんのおからだの具合が気になりますが、でも、奥様からいろいろとお聞きできてよかったです。
ハーブ好きの方はぜひ行ってみてくださいね!
古びた木の棚があって、昔ながらエルボリストリという感じ。
(ただし、今は棚には何も入っていません。 ブログトップの写真です)
ここも、とーっても新鮮なハーブが手に入るので、お勧めですよ。
前回よりも商品数が増えていました!
新鮮なシングルハーブやスパイスはもちろん、ブレンドハーブがたくさんありました。
興奮しちゃったのは、紅茶や緑茶にハーブをブレンドしたお茶。
ハーブティって意外と人気がないんですよね(一般論です)。
やっぱり薬っぽいとか、馴染みがないので、ティータイムには「お茶」が好まれます。
私も3時のおやつは断然「お茶」派。
アールグレイとかチャイとかハーブやスパイスの入ったものがお気に入りなのですが。
そんな私の好みを知っていたのか、このラインナップが嬉しすぎました!
紅茶ににハーブやスパイスを配合した「オリジナルメゾン」のお茶、購入しましたよ。
以来、ティータイムのお気に入りです♡
リヨンのハーブに出会ってフィトテラピーに目覚めた私
リヨンは私にとって大切な場所。
かつてはフィトテラピーは学んだものの、やっぱりアロマだなーってずっと思っていました。
フィトテラピーにのめり込めないのは、ハーブを使いこなせなかったから。
パリのエルボリストリでも買えますが、大量に入っていて使い切れないんですよね。
でも、ツアー通訳でリヨンに初めて行ったとき、ハーブの色が鮮やかで、香りがするのに驚きました。
ハーブって乾燥して色褪せたものだと思い込んでいたので、そのフレッシュさに惹かれたんです。
そうだよね、ハーブは鮮度が命だよね。と思ったのです。
以来、生産者さんから直接取り寄せることにしています。
行くことがあればリヨンのエルボリストリで購入。
パリでは…実はほぼ買わないですね。
パリのエルボリストリで購入するのはもっぱらチンキ。
たくさんの種類のチンキがあるので、重宝しています!
【おまけ】こんなものも買ってしまいました!
リヨンではノートルダム・フルビエール大聖堂に行ったのですが(そのお話は次回)、大聖堂のお店でとうとう買ってしまいました。
ずっと探している教会の香炉。フランキンセンスを焚く道具です。
私のブランドAromaPearlのロゴマークになっているのですが、丸い香炉に鎖がついていて、それを振りながら教会の空気を浄化するものです。
鎖が付いているタイプはなかったのですが、たくさんのフランキンセンスやミルラのお香(人工的に香りをつけたものもあり)と取手のついた香炉があったので、思わず買ってしまった…。
さっそくお土産でもらったオマーンの市場で買ったという大きなフランキンセンスを焚いてみました!
香道の香炉などはあったのですが、やっぱりフランキンセンスは西洋の香炉だと雰囲気がでますね♡
では次回は美食の街リヨンのお話しますね!お楽しみに♡