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バスタイムを最高のリラックスタイムへ 安全な香りの使い方

こんにちは。フランス在住アロマコローグのTomomiです。

毎日、ゆっくりとしたバスタイムをとっていますか?

実はフランスでは「湯船なし」のアパルトマンも多く、そもそもリラックスしたバスタイム自体が難しい人も多いんですよ!

私はこちらにきたときから「湯船があること」が引越しの条件でした。

やっぱり日本人は、湯船に浸かることが最高のリラックスタイムになりますよね。

ただからだを洗う、髪の毛を洗うというだけではなくて、しっかりと日々の忙しさやストレスから解放されるためのバスタイムを過ごしてくださいね!

今回は、バスタイムをより贅沢な癒しの時間に変える、安全で心地よい香りの使い方をご紹介いたします!

目次

まず最初に精油を使う場合の注意事項から

アロマテラピーの本にも「精油を数滴湯船に垂らして」って書いてあると思うのですが、それはやらないで!

精油は「水に溶けない」という性質を持っていて、逆にいうと「油が好き」なんですね。

水に溶けないため、湯船に垂らしても、どんなにかき混ぜても、最終的にはお湯の上に浮かびます。

さらに油が好きなので、私たちのからだの表面を覆っている皮脂目掛けてやってきます。

つまり、せっかくお湯に垂らした精油が、私たちの皮膚にピタっと直接くっついてしまうのです。

と、どうなるか?

皮膚刺激が強い精油がいくつかあるのですが、お肌が弱い人がそういう精油を使うと、ピリピリしたり、赤くなったり、ヒリヒリ痛くなったりします!

どの精油を使うか、どういう人が使うかで変わってきますが、すべての人にそのような危険性があるので、それは避けたいですよね。

オススメは

①少しの植物オイルに混ぜてから湯船に投入

②乳化剤に溶かしてから湯船に投入

③ボディソープなどにまぜて、泡アワのバスタイムにする!

要するに、精油単体を垂らすのではなくて、何かに溶かしてから入れるのがいいですよ!

もしピリピリしたら

精油は水に溶けないので、「大量の水で洗い流す」ではあまり意味がありません(アロマの本には書いてあるんですけれど…)。

石けんを泡だててしっかりと洗い流してください。

精油の成分が皮膚からなくなれば、赤みもおさまり、ピリピリもおさまり、痛みもなくなります。

ここでは、精油をお風呂に入れる場合の注意事項をお話ししましたが、もちろん、市販の「バスオイル」「バスソルト」「入浴剤」などを利用してもいいですよね。

そして、香り成分を湯船に入れるのではなく、アロマキャンドルやディフューザーでバスルームに香りを拡散させるのもオススメです。

では「どんな香りがいい?」という疑問にお応えしていきましょう。

1. 真正ラベンダーの優雅な香りで心身を解きほぐす

いつも登場する真正ラベンダー。毎度毎度でごめんなさい。

でもね、本当に万能の香りなんです!

だから精油を一本買おう!と思ったら、ぜひ真正ラベンダーを選んでくださいね(ただし、香りが好きなら♡です。好きじゃない香りは買わなくていいですよ)

バスタイムにも欠かせないのが、真正ラベンダーの香り。

その優雅な香りは穏やかなリラックス効果をもたらし、疲れたこころとからだを解きほぐしてくれますよ。

数滴のラベンダー精油を安全なかたちでお風呂に入れたり、ラベンダーの入浴剤を使用するだけで、バスルームが一気に癒し空間に変わります。

2. 柑橘の香りで癒しのエネルギーチャージ

バスタイムで人気なのは、柑橘の香り。

日本の伝統でゆず湯なんかもありますものね。

ただし、柑橘精油は皮膚刺激が強いものが多いので、直接入れてはいけません!

必ず、オイル、乳化剤、ボディソープなどに入れてから湯船に投入しましょう。

例えばレモンの香りは爽快感、オレンジの香りはリラックスとバイタリティをもたらし、疲れたからだをリフレッシュしてくれます!

柑橘の香りを使ってバスタイムをより活気に満ちたひとときに変えましょう!

3. ユーカリのスッキリした香りでリセット

忙しい日々の中で頭が重たく感じることもありますよね。

そんなときにおすすめなのが、ユーカリの香りです。

さわやかで清涼感のある香りなので、頭をスッキリさせ、新たなエネルギーを与えてくれます。

風邪が流行っているとき、ちょっと風邪気味かな、というときにもぜひ使ってみてください。

少し症状が楽になりますよ!

4. ゼラニウムの優雅な香りで女性らしいひとときを

女性ならではの優雅なひとときを過ごしたいときには、ローズの香りが最適です。

でも、ローズの精油は高い(たった1滴で300円くらいします!)ので、香りの感じが似ているゼラニウムをお勧めします。

市販のバスオイルや入浴剤、アロマキャンドルを使うのでしたら、ローズの方が見つかりやすいかもしれません。

また花束を買ってきてローズの花びらを入れるのもゴージャス!

ゼラニウムやローズはバスルームを上品で優雅な空間に変えてくれます。

香りとともに、女性らしいリラックスタイムを楽しんでみてください。

香りだけでももちろんいいのですが、使えるものはなんでも使いましょう!

例えば、心地よい音楽、お気に入りの本、雰囲気が出るランプなどを使って、五感を喜ばせながら、リラックス効果を最大限に引き出しましょう!

バスタイムは、日常の中で自分だけの贅沢なひととき。

私も、毎日はゆったりと時間がとれないのですが(ちゃんと時間を確保した方がいいんですけれどもね)、週末は朝からゆーっくりお風呂に入ります。

暗めの照明にして、静かな音楽を聴きながら、お気に入りの本を汗が出るまで読むんです。

もちろん香りはその日の気分に合わせてチョイス!

そして、クレイパックをしたり、湯船の中でマッサージをしたり、心ゆくまでバスタイムを楽しんでいます!

からだがポカポカになり、湯上りのお水がとてもおいしい!

贅沢なスキンケアで仕上げます。

そんなふうに、疲れたからだをいたわるゆったりバスタイムを、どんなに忙しくても週に1日でもいいので、取り入れてくださいね。

安全で心地よい香りの使い方で、お風呂を癒しのオアシスに変える方法をお伝えしました。

どうですか?何か取り入れられそうなヒントはありましたか?

こころとからだがリセットされることで、毎日の活力も回復し、より豊かな生活が待っています♡

リラックスタイムを大切にし、自分へのご褒美として、バスルームで心ゆくまで香りに浸ってみてくださいね!

Tomomi
アロマトローグ・自然療法士
2002年よりフランス在住
フランス人の自由きままでストレスの少ない生き方が心地よく、気づいたら20年以上住んでいます
アロマテラピー発祥の地、アートの都からフランス女性のような【凛としたオトナ】になるためのétudeをオンラインスクールでお伝えしています!

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