こんにちは。フランス在住アロマトローグ・自然療法士のTomomiです。
アロマを仕事にし、自立を目指す私たちにとって「情報のアップデート」はもう絶対にしなければならないものだと思います。
情報のアップデートを辞めた途端、自立はできない!くらいに思っておいていただきたいです。
でも、スクールを卒業しちゃって、すでに「先生」としてお教室を始めてしまったあなた。
どこでどうやってアップデートしたらいいの?と思うかもしれません。
今日は、私がやっている門外不出の(といいつつ紹介しますが)アップデート法をお伝えします!
まずは書籍で
私は本が大好きです。だから一番最初にお勧めするのは「書籍」になります。
読書を廃す、これ自殺なり
国木田独歩
本から得られる情報は、ネットで得られる情報よりも深く広いものです。
私の本の見つけ方は、「タイトル」「著者(の経歴)」「目次」です。
Amazonだったら「レビュー」も参考にします。
今は結構「チラ見」ができるので、それで判断できますよね。
ただ、漠然と「アップデートしなくちゃ!」と本を探しても探せません。
✔️ 何についてアップデートしたいのか(テーマ)
✔️ どういう視点でアップデートしたいのか(テーマをもっと深堀り)
✔️ どういう風にアップデートしたいのか(学術的に?もっとカジュアルに?)
✔️ 誰のためにアップデートしたいのか(上級者向け?初心者向け?)
✔️ 自分はどんな本が読めるのか(本の文体やイラストと文字のバランス)
といった感じで、アップデートしたい内容を細かくしてみましょう。
この点を最初に考えてから本を探すと、欲しい情報が手に入れやすいですよ!
あとはそれをもっとやさしく、具体例を考えながら生徒さんにお伝えすればいいのです!
それでもやっぱりネットも利用
でも、リアル本屋さんも姿を消し、本を買うのもネットとなると、実物をパラパラめくって見ることができないので「本はイヤ」という方もいるでしょう。
その場合はネットの情報となりますが、出どころは注意してくださいね。
ネットの情報、多分半分以上が何かの「広告」だったりします。
何かの宣伝の場合、都合の悪い情報は載っていませんからね!
「広告だな」とわかって必要なところだけ取り出せればいいのですが、そうじゃない場合は、「誰が」「何を」「どう言う結末で」書いているのかを慎重に読み進めてください。
私もネット検索しますよ。
偏った意見のままインプットしてしまうと、偏った人になってしまいますから。
基本的に「鵜呑み」にすることはほぼなくて、情報から自分で考えることは必ずしています。
ここでもやっぱり「信用できる情報」を検索します。
学術論文は一般人が全てネットで読むことはできないと思いますが、修造している図書館の情報などをあたると、レジュメだけ読めたりします。
一般公開しているものもありますよ(大学の卒論などは読めることが多い)。
あなどれないのが、直接人から
業界の関連セミナーやイベント、注目している人が登壇するセミナー、イベント、足を運んでください!
私は学校で学び終わった後も、セミナーやイベントに顔を出して気になる専門家の話を聞いたり、セミナーの後でひとことふたこと話に行って、また新しい情報を手に入れたりしています。
「一般的にはこう言われているけれど」「本にはこう書いてあるけれど」という事実が、精油の生産者さんのもとを訪れたときにガラガラと崩れたこともあります。
ぜひフットワーク軽く、あちこちから情報を手に入れてくださいね!
最後は必ず自分で精査
「情報」というのは所詮「誰かの考え」でしかありません。
お料理でいえば、ただの材料なんですね。
それをどんな一品に仕上げるのかは、あなた次第。
じゃがいもとにんじんとたまねぎとひき肉があっても、肉じゃがになったり、カレーになったり、シチューになったり、トマト煮込みになったりしますよね。
その材料がこだわりのとっても美味しい食材だったら、出来上がるお料理も素晴らしいものになります。
材料が足りなかったり、偽装されていたり、古かったり、美味しくなかったりしたら、出来上がる料理もそれなりでしょう。
だから、集めてきた情報を、自分で考えて「自分の意見」を導き出さないと、ディナーなのにお料理が出来上がらない事態に!
お客さんが席について待っているのに、美味しいお料理が出てこなければそのお店には2度ときてくれません。
今の世の中、情報は溢れています。
誰にでも世界中のありとあらゆる情報が手にできるんですよね。
ぜひ誰も味わったことがないような最高級のお料理が出てくるお教室になるよう、アップデートしていきましょう!