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自分の好きな香りを作ろう!香りの調合方法とコツ

こんにちは。フランス在住アロマコローグ・香りと感情の専門家のTomomiです。

香りは私たちのこころやからだに深い影響を与える力を持っています。

これを使わない手はありません!

自分だけの特別な香りが作り出せたら素敵ですよね。

調香が今大流行!

でも、香りの調合方法や配合割合がわからないと、自分の理想的な香りを作ることは難しいかもしれません。

今回は、自分だけのオリジナルの香りを作る方法とコツをご紹介しますね。


目次

大前提 : 調香師には簡単になれません

私の先生は世界的に有名な調香師養成学校のベテラン教授ですが、彼女から調香は教えてもらっていません。

調香とは化学の学士号を取得した上で調香専門の大学院で3年くらい勉強するか(フランスの場合)、香料会社に就職して5年ほど修行を重ねないとスタート地点に立てないと、いろいろな調香師さんが教えてくれました。

だから、今回は「調香」ではなく「調合」という言葉で、区別しますね。

ここではライトな香りのブレンドが「調合」、本格的に香水を作る調香師の仕事が「調香」です。

調香師になりたければ、まず調香師がどういう人か、どういう訓練をするのかを知ってくださいね。

1. 香りを選ぼう

まずは、香りの調合に使う基本となる香りを選びましょう。

香りの材料には「精油」を使います。

高品質の100%ピュアでナチュラルな天然精油を使ってください。

日本は品質の悪いものも結構ありますのでご注意を!

精油はアロマテラピーの専門店で売っています。

5mlや10mlの小さなガラスの遮光瓶に入っていて、それぞれ値段が違います。

日本だったら、例えば真正ラベンダーの精油は3000-4000円のものがスタンダード。

同じ容量で数百円で買えてしまう真正ラベンダーは、私はあまりお勧めしません。

香水のノートには、「トップノート」(最初に感じる香り)、 「ミドルノート」(中間に感じる香り)、そして「ベースノート」(最後に感じる香り)があります。

それぞれのノートから好みの香りを選んで、組み合わせてみましょう。

どの香りがどのノートかは、アロマテラピーの本などに書いてあります。

でも「この香りはトップノート」という決まりがあるわけではないんですよ。あくまで目安です。

2. 香りの調合方法

複数の精油を組み合わせて、新しい香りを作り出します。

ここが「訓練」をしないとできないところです。なので、練習あるのみ。

まず、調合したい香りの組み合わせを考え、これがいい!と思う割合で各精油を混ぜ合わせます。

A,B,C,D,Eの5種類の精油を混ぜようと思ったとき、やり方は2つ。

AとBを1:5, 2:5, 3:5, 4:5, 5:5で混ぜていき、どれがいい比率かを考える。

それにCはどんな比率で足すといいのか…。

この5種類の香りで全部やってください。

もう1つは全部混ぜてしまって、そこから足し算、引き算をしていくやり方。

どちらにしても、感覚が掴めてくるまで結構時間がかかると思います!

精油を混ぜたら、香りを数日間寝かせてください。香りがしっかりと馴染んでいきますよ。

3. 香りの配合割合

これも訓練です。

精油によって、その組み合わせによって違うので、計算式で正解が出るような問題ではありません。

お料理の味付けに似ています。

それぞれの調味料の味、味の強さ、調味料同士の相性がわかっていると、いろいろな調味料を混ぜ合わせて複雑なお料理が作れますよね。

でも、調味料の単体の味もその強さも、相性もわからなかったら、美味しいお料理は作れません。

いつもお砂糖: お味噌 : お醤油の割合が3:2:1でいいわけがないのです。

ということから、香りの配合割合は、経験によるところが大きいのですが、個人の好みによっても異なります。

ご自分が求める香りの強さやバランスに合わせて、失敗を恐れず香りの割合をしてみましょう!

実際に試行錯誤してみることで、理想的な香りを見つけることができます。

4. 香りの保存方法

調合した香りは、きちんと保存することで長期間楽しむことができます。

ガラスの遮光瓶に入れて、直射日光や高温を避けて保管するのがいいですよ。

また、香りの組み合わせや割合をメモするのを忘れずに。

メモがあれば失敗や成功を分析できますし、気に入ったブレンドを後から再現することができます。

5. 正解はない!

私は何年も調合を続け、ようやく感情をコントロールするさまざまな香りをご提供することができるようになりました。

コスメの香り監修もやらせていただいています。

でも、それと調香師による調香はまた全然違いますし、ましてや「できること」とそれを「教えること」の間には大きな隔たりがあります。

でも言えるのは、単体の精油の香りを知ることが一番重要。

その上で街に漂う香りを嗅いで、どんな香りなのかを分析、香水を嗅いだときにどんな原料が使われているかを推測、という作業をとにかく繰り返すこと。

そして手を動かすこと。

香りに正解はありません。

どの精油を何滴ずつ混ぜればどうなるのか、というのは、やった人にしかわからないことなのです。

香りを楽しむという程度であれば、失敗を恐れず、大胆にお好きな香りを混ぜ合わせてみましょう!

実際に試してみることで新しい発見や感動が待っています。

楽しめてきたら、専門的な知識を少しずつ手に入れれば自由自在にイメージ通りの香りが作れるようになっていきますよ!

「調香」を学びたいなら調香師がいるスクールへ。

感情をコントロールするアロマコロジーの「調合」が学びたければ、Elnafオンラインスクールでお伝えしています!

随時募集はしていないので、ご興味ある方はまずメルマガ登録をして、お知らせをチェックしていてくださいね♡

Tomomi
アロマトローグ・自然療法士
2002年よりフランス在住
フランス人の自由きままでストレスの少ない生き方が心地よく、気づいたら20年以上住んでいます
アロマテラピー発祥の地、アートの都からフランス女性のような【凛としたオトナ】になるためのétudeをオンラインスクールでお伝えしています!

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