こんにちは。アロマトローグのTomomiです。
今日は香水の都パリから、香りとアロマについて書いていきます!
香りをもっと掘り下げたい!調香が上手くなりたい!という人、ぜひ最後まで読んでくださいね。
最近、香りブームです!
「香り」にアンテナを張っているので、たくさんの情報が目につきます。
だから「ブームなのかな?」と錯覚している…かと思いきや、実際に盛り上がっています!
日本のデパートでも香水のフロア、増えましたよね?
フランスではParis(とGrasse) Parfum Weekが毎年開催され、 日本でもSalon de Parfumというイベントが始まりました!
フランスでは香りの専門誌もあって、どんどん香り業界のベールが明らかになってきています!
あなたの中で「香り」ってどういうものでしょうか?
✔️ 外出するときのお洒落のひとつ
✔️ こころを落ち着けてくれるもの
いろいろあると思います。
私も昔から香りがずっと好きでした。
アロマテラピーを仕事にしているのは「香りのある唯一の自然療法」だからなのだと思います。
私のように「香り」⇨「アロマ」に行き着く人も多いでしょう。
「アロマ」⇨「香り」へと興味が広がる人も多いですよね!
でも「香り」と「アロマ」を切り離している人もたくさんいらっしゃる。
あなたはどのタイプでしょうか?
香りとアロマを切り離して考えている人。ごもっともです!
だって、全然違う業界ですから。
フランスは「香水」の国と断言できるほど、フランス生まれの香水、フランスで学んだ調香師、調香師を育成する学校があります。
香水は街のあちこちで気軽に手に入り、誰もが手にしたことがあり、自分を表現するため、お洒落のために使う人もとても多いです。
世界中で香水は作られ、人々に欠かせないアイテムになっていますよね!
一方でフランスはまた「アロマ」発祥の地でもあります。
アロマテラピーということばはフランスで生まれました。
ことばが誕生したからこそ、アロマテラピーが今のように発達したんですよね。
フランスの医師が研究と臨床を重ね、からだの不調を改善するアロマテラピーがかたち作られたのはご存知の方も多いはず。
アロマテラピーはとてもニッチ。
フランスでは精油が薬局やオーガニックショップで手に入りますが、使い方を知っている人しか手に取りません。
使い方を知っている人だけが「からだの不調を改善する」ために使用しますが、とても少ないんです。
明らかに業界が違うので、香水とアロマは別物と捉えるのももっともなことです。
でも、切り離して考えている人の中には
「香水は合成香料を使っているから」
「私は市販の香水(合成香料)で頭が痛くなるから」
とおっしゃる方も多いんですよね。
ここで、ふたつに共通していることは何でしょうか?
それは「精油」を使っているということ。
香水は「合成香料」も使うのですが、ナチュラルブームでますます「天然精油」がたっぷり入った(ときに100%天然精油で作った)香水も流行っているんですよ。
アロマテラピーの主役も「精油」ですよね。
今、調香を勉強したい人が増えています。
自分で好きなように香りが作れたら、素敵ですよね!
私も市販の香水も使うのですが、自分で作ることの方が多いかな。
気分に合わせて、季節によって、気軽に香りを変えられて楽しく調香しています。
もし調香をもっと楽しみたい!もっと上手になりたい!と思ったら
「香り」の世界と「アロマ」の世界を切り離さないでください!
頭が痛くなるから嫌厭しているかもしれませんが、市販の香水から学べることがたくさんあるからです。
香水の業界ほど「香りの研究」が蓄積されている場所はありません。
あなたが合成香料を好きだろうが嫌いだろうが、天然精油でブレンドしていく上で、大切なことがたくさん、この香水の業界には詰まっているんです。
私は、調香師を養成する学校のベテラン講師から「アロマコロジー」を学びました。
アロマコロジーとは【香りによって感情と行動をスイッチするメソッド】とご説明しています。
これ、「香り」と「アロマ」の世界のちょうど真ん中にある概念なんです!
フランスでは「アロマテラピー」はからだの不調改善をするもの。
「アロマコロジー」はこころの不調改善をするもの。
「香水」は自分をより美しく見せるために使ったり、自分の気持ちを高めたり落ち着けたりするもの。
アロマコロジーの先生から、たくさんの香料業界の裏話を教えてもらいました。
当時はそんな世界は知らなかったし、香水だって「自分の好きな香水」しか知らず、それを作った調香師の名前も、それが人気になった社会的背景も知りませんでした。
でも、興味を持って調べていったら、なるほどー!!!面白くて一気にハマってしまいました!
香りの世界には調香師のように香りを生み出すスペシャリストだけでなく、香りの研究をしている科学者もたくさんいます。
彼らの研究論文や書籍を読んでいると、「アロマテラピー」で私たちが日頃使っている精油でさえも、無限の可能性が広がっていくんです。
まさにアロマコロジーは「香りによって感情と行動をスイッチするメソッド」ですから
上手に調香できれば、自分や大切な人の厄介な感情を払拭したり、行動を促すことができるんですよね。
例えばダイエットを成功させたい!と思っても、なかなか続かないのは、
さまざまな感情がよぎって行動を止めてしまうから。
そこをスイッチできれば、ダイエットも成功します!
とはいえ、香りは魔法ではないので、「嗅ぐだけで何でも叶う」わけではありません。
でも脳のしくみを考えれば、香りを味方につけることでグっと「なりたい私」に近づけるのです。
このフランスで学んだアロマコロジーを講座にしています。
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