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香りの質問に答えます!

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

私のもとに寄せられる質問が溜まってきたので、こちらでシェアしますね!

もしご質問や聞いてみたいことがあれば、ご遠慮なく。

ただし、個別には回答せず、みなさんがご覧になれるところでシェアするのが私の主義なので、ご了承ください。

「あなたの質問はみんなの質問」なので、みなさんのお役に立てた方がいいと思うからです!

それでは行ってみましょう!

40代半ばになり、今まで全くなかった突然の頭痛や吐き気が1ヶ月に一度程出るようになりました。 更年期?なのか分からず、ペパーミントで症状を落ち着かせてますが、良い対処法があれば教えて欲しいです。

こちらの質問。一番最初にお伝えしなければならないことがあります。それは、

「医療機関で専門医に診てもらってください」

この文章ではこの方の症状を把握できないので、アドバイスすることが難しいのが正直なところです。

ごめんなさい。

でも、【定期的に繰り返す症状】で【ホルモンバランスが関係している】場合は、更年期のひとつの症状かもしれません。婦人科で調べてみてくださいね!

現状、ペパーミントの精油を嗅ぐことで症状が落ち着くのであれば、それでいいと思います!

この症状とは別に、更年期にさまざまな不調が現れる場合は、食生活を見直し、睡眠・運動・ストレス管理を今一度確認してくださいね。

ハーブや漢方薬を取り入れるのもいいと思いますよ!

以下のような場合は、自然療法に頼るだけでなく婦人科や内科の受診をしてください!

  • 頭痛や吐き気の頻度が増える
  • 症状が強く日常生活に支障が出る
  • 他の症状(めまい、動悸、不安感、不正出血など)も伴う

ホルモンバランスの乱れを整えたい場合、体に対してなので、アロマテラピーの知識が必要、一方でホルモンバランスの乱れから引き起こされる感情の起伏については心の問題なのでアロマコロジーの知識が必要と自分では考えたのですが、これは相違ないでしょうか。

ホルモンバランスの乱れ。気になりますよね!

更年期が近づくと乱れます。でも、乱れ自体を整えるというよりは、乱れによって現れる不調を改善する、と考えた方がしっくりきます。

ホルモンバランスが乱れると、からだの不調とともに、情緒の不安定さも現れます。
なので、おっしゃるとおり、からだとこころの両面からのアプローチが重要ですね

その意味で、アロマテラピー と アロマコロジーを組み合わせる考え方はとても効果的で、補完しあえ、より健康に過ごせると思います!

トップ、ミドル、ベースのブレンドの考え方を知りたい

これは香りのブレンドの考え方のご質問です。

1つの香り(精油)には、たくさんの揮発する芳香分子が含まれているます。

その分子はそれぞれ大きさが異なります。それぞれ特徴がある。

分子の大きさや香りの持続性、植物のグループなどをもとに分類したのがトップ、ミドル、ベースという考え方。

ブレンドはトップ、ミドル、ベースの香りをバランスよくチョイスすると上手になりますよ!

例えばトップしかないと香りがすぐになくなってしまいますし、ベースばかりだと重ーい香りになります。

香りの変化を楽しむのもブレンドの醍醐味なので、この3種類から選ぶといいですよ!

ブレンドする時に、きつい香りになりがちなので、ならないようにするにはアドバイスがあればお願いします。

何の香り(精油)を入れるときつい香りになるのでしょうか?あなたのブレンドの傾向(クセ)はありませんか?

強い香りの精油を選びがち、ベースノートの精油を選びがちの場合、「きつい」と感じるのかもしれません。

(でも、あなたが言う「きつい」が何を指しているかによるので、回答になっていないかもしれませんが)

これも、トップ、ミドル、ベースを意識するといいのでは?とこの文章から思いました。

ぜひ、今まで使ったことのない精油も含め、いろいろ試してみてくださいね!

天然精油よりも、市販の合成香料を使った香りが好きな人は、その好きな香りを使っている方がその人の心身に良い影響を与えるのでしょうか?本人はイマイチと思っている精油がその人に実は良い作用をしている、なんていうことはありますか?

香りの性質ってとても複雑なものが絡み合っているんですよね。

なので、「コレ」という1つの回答が出ないことの方が多いです。ご了承ください。

天然精油と合成香料。善と悪のように捉えられがちなのですが、分子レベル、化学で考えると同じものです。

市販の香水で「気持ちが安らぐ」と思う人はそれでいいですよね。

でも、同じ香水で「気持ち悪くなる」と思う人もいるし、天然精油なら大丈夫という人もいます。

イマイチと思っている香りが、こころに効くとは私は思わないのですが、いいと思う香りは天然であれ合成であれ、こころに響くと思っています。

この辺は、2時間くらいかけて授業で説明しています。それくらい、奥が深いんです!

アロマスプレーのワークショップでは10種類ぐらいの香りから作成してもらってます。 初めは3種類ぐらいにしぼって香りを嗅いでもらった方がいいでしょうか?

私だったら、ワークショップの時間、料金、来ている人のレベルで考えます。

10種類の場合は、時間がかかりますし、経費もかかりますし、初心者だと迷って決められないことが多いかも。

「初めは」が初心者なのか、1回目、2回目の「初めは」なのかわかりませんが、3種類と10種類、両方やってみてご自身が「これが満足度が高い」と思った方を採用するのがいいと思いますよ!

アロマコロジーで使用されている香りは何種類位ありますか?お悩みに対応する香りのカテゴライズやブレンド例などはありますか?また、クライアントさんのお悩みや状況に応じてオーダーメイドで香りは処方されるのでしょうか?もし、可能ならアロマコロジーセッションの流れを教えて貰えませんか?

アロマコロジーの授業では56種類の精油を学びます。

ブレンド例は「人による」ので、同じ「不安」だからといって「コレ」という定番レシピはありません。

レシピ集を作ってはいますが、それは一例であって、クライアントさんの数だけ正解がある、という考え方です。よって、オーダーメイドで毎回異なりますよ。

アロマコロジーの考えを取り入れた私がやっている個人セッションは
①クライアントさんのヒアリングでお悩みの原因をさぐり、精油をチョイス
②クライアントさんに精油を絞り込んでもらう
③こちらでブレンドを考えて作る
④香りのストーリーと使い方をお伝えする
という流れになっています!

ご興味あったら、ぜひ体験してみてください!

香りを選ぶ時に、いい香りと感じても鼻どまりのものと、体の隅々まで染み渡る感じがするものがあります。染み渡る感じがある時には迷わずその香りを吸入に使います。この時に染み渡る感じがあったものは、観察していると薬理的にも心理的にも本能的に体が欲しているんだなと感じるのですが、その根拠は私止まりです。香りの感じ方はそれぞれだと思いますが、ともみさんはそんな経験はありますか?

先ほどの天然/合成のご質問での回答に近いですが、香りの性質を考えれば、このようなことが起きるのも当然です。

その方がどのようなバックグラウンドがあるかによって、同じ香りを嗅いでも反応が異なってきます。

鼻で止まる/染み渡るの違いは、薬理効果とか科学的な根拠というより、個体差となってくるのだと思いますよ!

香りにはいろいろな側面があるので、ケースバイケースで「どの側面か」で説明はつきます(が、複数の場合もあり、説明は簡単ではない)。

ここで文章にするにはちょっと時間と字数が足りません。

ステップを踏んで香りの知識を増やしていくと、「そういうことか!」と腑に落ちると思いますよ。(アロマコロジー講座では中級で時間をかけて説明しています)

嗅覚の話で、たとえばある料理を匂いでAさんは腐っていると感じ、Bさんはこれくらいは大丈夫と感じ食した際に、Aさんは下痢したり異変があり、Bさんは何ともない。それはその人自身が自分にとって安全かどうかを嗅覚がセンサーとなり判断している。だから薬理効果をそんなに気にしなくても、その人がいい香りと感じたものは必要としている香りだとのお話をまた聞きしたのですが、その信憑性はいかほど?と思っています。確かにとも思うのですが、もともと好きな香り(馴染みのある香り)というのもありますし、上記のようにいい香りと染み渡るいい香りもあるしな。。。とも思います。嫌いな香りが好きになった、逆も然りですが、ともみさんのご意見伺ってみたいです。

このお料理の例で言うと、嗅覚だけでは説明が不十分だと思います。

この場合はAさんとBさんの「免疫力の違い」という説明が有力ですよね。

実際にその食品が「腐っていない」という前提があれば別ですが。

香りは脳で処理されるので、脳の他の意識と結びつきます。

成分や薬理効果で説明「しきれない」のが、香りを嗅いだときの反応なんです。

じゃあ薬理効果を気にしなくていいか、というと、やっぱり薬理効果が関係する反応が出ることもあるんですよね。

成分か成分じゃないのか、といったシロクロ思想ではなく、俯瞰的に香りを捉えると、ストンと腑に落ちると思いますよ!

脳について、香りについて掘り下げるといいと思います♡

サンダルウッドやパチュリなど寝かせるほどいい香りといわれるものの使用期限は実際どのくらいなのでしょうか?また使いきれずに期限切れになった精油をともみさんはどうされていますか?

使用期限は「3年たったらすぐにダメになる」というものではありません。

それはメーカー側が「便宜上」つけなければいけないので「3年」と言っているだけです。

また、年単位になってくると、私たち消費者側の保存状態も関係してくるので、一概に言えません。

消費期限前なのに劣化してしまうこともあれば、消費期限をすぎてもまだまだ良好な精油もあります。

私は鼻や直感で判断しています。

なので「期限切れになったから捨てる」ことはなく「劣化したから捨てる」ケースがほとんどです。

精油は化学処理されたものなので、自然に還るものではありません。

精油の種類によりますが、お掃除に使ったり、靴箱の消臭目的でブレンドしたりと、なるべく使い切るようにしています。

使いきれない精油を買わないことも、アロマをやっている人には大切なことだと思います。

香りとは関係ないのですが、日本が恋しくなる時はありますか?またそれはどんな時ですか? 最近食事に気を使っていて、旬のものをいただくのが体にいい、住んでいる土地で育ったものをいただくのがいいとあり意識していますが、ともみさんのように移住されて長い年月過ごす土地が変わる場合、体質やその人に合うものって変化するのかな?と疑問に思ったりします。ともみさんの体感伺ってみたいです。

ちょっと小休止。私のプライベートの話ですみません(笑)。

私もマクロビをやっていた時に悩みました。

「身土不二」って言うからフランスの旬のものを食べるの?でもマクロビのレシピには日本のものが多いし…。

でも気がつきました。「自分が食べたいものを食べる!」「自分の感覚を信じる」

もう数年するとフランスで過ごした日々が人生の半分以上になりますが、やっぱり日本食が好きです!

だから、お米、お味噌汁、お漬物は欠かせません。

完全にフランスの料理だけだと、からだがキツくなってしまうので、食べたいものを食べています!

日本が恋しいか…?今はネットでいくらでも日本のものが見られますし、日本食もパリでは手に入る。

それに毎日日本語で仕事しているので、「恋しい」とは思いません。

1年に1回の帰国でめいいっぱい日本を満喫しているので、この生活気に入っています♡

教室を開催してますが、まだ始めたばかりで資料作りに追われてます。智美先生は学びと起業、生活をどのようにバランスをとられてるのでしょうか?

お教室で資料作りに追われるの、わかります!!!でも、何度もやると慣れてくるし、どんどん楽になりますよ!

私たち、1日は24時間しか与えられていません。だから、時間管理は結構気を使っています。

アロマ関係の「学び」はひと段落ついたので、新たにまたスクールで大きな講座をとるということはやめています(探し出したら「学びたい♡」と思ってしまうので、探しません!)。

自分が「わかった!」と理解できた指標は、アウトプットができるかどうか、で判断しています。

なので、学んだことを他人に話したり、講座の構想をノートに書いたりしています。

理解ができた!と思った段階で、その学びを「仕事」に変えています。

昔はインプット>アウトプットで、アウトプットできるまでの時間が長かったのですが、今はインプット<アウトプットになりました。

インプットしてある知識が増えたので、大量に新しく何か入れなくてもよくなったんですね。

今も新しいコスメの講座を作っていますが、過去にかなりインプットしてあるので、補強するためにちょこちょこ資料にあたったりするだけで済んでいます。

生活に関しては「一般的に言われているような『いい妻、いい母』でいよう」と思ってないことです(笑)。

家族が毎日健やかに生きていければOK。

仕事も家事も育児も完璧でいることは私はムリなので、タスクを「完成度」で測らずに、「時間」で割り振っています。

9:00-18:00が仕事時間なので、そこに集中。それ以外は家族のことをする、みたいな感じです。

いただいたご質問は以上です!いかがでしたか?

「いい香り」から「こころを癒す香り」へ。

今回の質問も「香りの感じ方への理由が知りたい!」というものがいくつかありました。

目に見えない、実態が掴みづらい香りをしっかりと捉えることができると、いろいろなモヤモヤが解消します。

そんな香りを掘り下げるアロマコロジー講座、現在、7月からスタートする4期生の受講生さんを募集中です。
気になる方は無料ウェビナー講座でお伝えするので、ご登録ください♡

Tomomi
アロマトローグ・自然療法士
2002年よりフランス在住
フランス人の自由きままでストレスの少ない生き方が心地よく、気づいたら20年以上住んでいます
アロマテラピー発祥の地、アートの都からフランス女性のような【凛としたオトナ】になるためのétudeをオンラインスクールでお伝えしています!

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