こんにちは。フランス在住アロマトローグ・自然療法士のTomomiです。
突然ですが、銭洗弁天って知っていますか?
日本の神社で、主に商売繁盛や金運アップのご利益があるとされる弁財天を祀っているところです。
私が知っているのは、鎌倉。鎌倉駅の西口から25分だそうです。鎌倉散歩の道すがら、結構山奥にはいったところにあったと記憶しています。
ここは、鎌倉幕府をつくった源頼朝がみた夢のとおりに掘り当てた湧水が由来で建てられた神社で、北条時頼もこの神を敬い、「銭をこの水で洗い清めれば 福銭となり、一家は栄え、子孫は長く安らかになるであろう」と、自ら持っていた銭を巳の日に洗って祈ったんだそうですよ。
浅草寺の境内にもあるそうで、日本各地の主に川や池に鎮座しているそうです。
あなたのお住まいの近くにもあるかもしれませんね。
参拝者は、まず手に持った小銭を水に浸し、清めた後に神社に寄進します。
この行為が商売繁盛や金運のご利益を得ると信じられているのです。
日本人って万物に神が宿るという信仰があり、ものを大切にしますよね。
これは一神教のヨーロッパやアラブ諸国にはみられない文化だと思います。
香りの金運アップ法!?
お財布の中をきれいにしたり、お財布を休ませる「ベッド」を作ったり、いろいろなお金の大切の仕方があります。
私もお財布の中は毎日チェック。領収書、レシートの類はすぐに取り出します。
お札は向きを一緒にして大きい順に入れます。
カードは最小限にとどめ、いつしかポイントカードは作らなくなりました。(フランスではポイントカード自体デジタル化しています)
きっとお金にとっては居心地の良い環境になっているかと思います。
その上で、「お金を香りで癒す」アイデアをお伝えしたいと思います。
お札やコインって、いろいろな人の手にわたり、いろいろな人のお財布に入れられたりします。
新札であれば、インクと紙の独特の匂いがしますよね。
私たちがいろいろな場所に行ってクタクタになったり、たくさんの人と会ったり、人混みで疲れたときに香りで癒されるように、お金も香りで癒してみよう!というご提案です。
お札に香りをつけるのではなく、わたしたちのベッドルームと一緒で、お財布に香りをつけるのです。
そうすれば、お札ももっと心地よく過ごせるのではないでしょうか?
お金に居心地のよい空間を
なんだかとても丁寧なことをしている感じがして、素敵なことをしている気になるのは私だけでしょうか。
香りはどんな香りでもいいです。あなたが心地よくなるような、おおらかな気分になるような(太っ腹になれるような?)香りがいいですね。
香りの意味から言うならば
- フランキンセンス
- スウィートオレンジ
- ブラックペッパー
はいかがでしょうか。
フランキンセンスはイエスが生まれた時のお祝いとして東方三博士が持ってきたプレゼント。
金とミルラとフランキンセンスが同等の価値があったんですよね。もちろんミルラでもいいですね。
スウィートオレンジは寒いヴェルサイユ宮殿でも栽培できるようにと王がこだわった果実です。
越冬させるために作った温室をフランスでは「オランジュリー」と言うんですね。
フランス王にとっては、甘くて美味しいオレンジをヴェルサイユでいつでも食べられることは贅沢の極みだったわけです!
ブラックペッパーはなぜだかわかりますか?
私は世界史はスパイス争奪戦の歴史だとお話しするのですが、大航海時代にヨーロッパの列強が次々と大西洋から旅立ったのは、香辛料を最短で手にするルートが欲しかったからに他なりません。
中でも一番重宝されたのが、胡椒だったんですよね。
お金を呼び込むおまじないだとおもって、お財布に香りを忍ばせてみませんか?
お財布に香りがしたって、お札を揃えたって、お財布の中が整頓されていたって、直接お金が増えるわけではないでしょう。
でも、お金に対して敬意を払えば、おのずとお札をぐちゃぐちゃにしたり、お財布がパンパンでゴチャゴチャしている、なんてことはしないのではないでしょうか。
神は細部に宿るといいます。
日々の小さなこころがけが、まわりまわって、あなたの金運をよくしてくれるかもしれません。