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【意外に質素!?】フランス人のヴァカンスの過ごし方

こんにちは。フランス在住アロマトローグ・自然療法士のTomomiです。

夏休み真っ盛り!ということで、今日はフランス人がどんなふうにヴァカンスを過ごしているのか、在仏20年のTomomiがお話しします!

「ヴァカンス」なんて優雅ね〜♪

という声も聞こえてきます。

確かに何週間も休みを取れること自体、日本の方には「優雅」に思えるのかも知れません。

でも、一般フランス人たちのヴァカンスは意外と質素!?かもしれませんよ。

インスタやSNSで映えていない、リアルなフランス人のヴァカンスの実態をお話ししたいと思います。

目次

どうしてそんなに長期のヴァカンスがとれるの?

フランス人の夏のヴァカンスの平均は週間だそうです。

2週間も休みがとれるって、すごいですよね。

経済省のホームページによると
年間週間の有給休暇が認められる。
 「有給休暇は 権利であると同時に義務でもあります。」という文章も!
・連続で週間、有給休暇をとってはいけない。

年間5週間も有給休暇をとる「義務」があるため、家族(夫婦)で相談して休みを合わせ
 ・夏に2、3週間
 ・冬に1、2週間
 ・その他の季節に残り
というふうに長期休暇をとるのが一般的なんです。

ちなみに、学校は2ヶ月半ごとに2週間のヴァカンスが年間5回ありまして(親にとっては大変!)、それに合わせて、夏、万聖節、クリスマス、スキー、イースターのヴァカンスを取る人たちが多いかな。

公立であれば学校は7月初旬(私立は6月末)から9月頭まで夏休みなので、親たちも2、3週間とるのが当たり前のようになっています。

長期のヴァカンス、本当にみんな行ってるの?

ヴァカンスのために働いているといっても過言ではないフランス。

次のヴァカンスを計画したり、友人と各々のヴァカンスを報告しあったり、とかく「ヴァカンスネタ」で盛り上がることが多いので、彼らにとっては本当に人生の重きを置いているようです。

No Vacances No Life です。

78%のフランス人が、今夏にバカンスを計画している、という報告も。

逆にいうと22%はいかない、というのは意外でしょうか。

でも、転職したてだったり、仕事の関係で「この夏にヴァカンスは取れない」という人もいるので、こんなものなのかもしれません。

ちなみに、懇意にしているドローム地方の精油生産者さんは、夏こそ仕事がたくさんあるため、「ヴァカンスなんてないよー」といつも言っておられます。

どこにヴァカンスに行くの?

6割がフランス国内、4割が海外とテレビで言っていました。

モントリオール(カナダ)
ポルト、リスボン(ポルトガル)
コルシカ島(フランス)
マラケッシュ(モロッコ)
グアドループ(カリブ海に浮かぶフランスの海外県)
ニューヨーク(アメリカ)
バンコク(タイ)

が今年の人気の行き先だそうですよ。

でも、この夏休みにはフランス人の4分の3 が車を利用して移動する予定。

22% が飛行機を利用し、17% が電車を利用する、とのこと。

島国の日本の方には想像がつきにくいと思うのですが、海外にも電車や車で2、3時間で行けちゃうので、多くの人が「ヨーロッパ周辺」にヴァカンスだと思います。

ちなみに、我が家の隣人・友人のヴァカンスは

・イタリア・フランス人家族は、イタリアのプーリアへ長期休暇

・メキシコ・スイス人家族は、スイス、イタリア、フランスのキャンプ場を、パリと行ったり来たりしながら短期(各場所1週間くらい)で移動

・フランス・キューバ人家族は、購入したパリ郊外の別荘に夏の間移住

といった感じです。

私のまわりにはフランス生まれフランス育ち同士のカップルは少なく、どちらかの家族がいる国に行ったりするパターンが多いのです。

お盆に田舎に帰るのと同じ感覚ですね!

長期ヴァカンスって、お金かかるでしょう?

そうですね。

単純に2週間も3週間も自宅ではないところに泊まろうとしたら、宿泊費だけでも相当なものになりますよね。

ところが、1家族あたりの平均予算は、1,809ユーロ/28万だそうですよ。

これは多いと思いますか?少ないと思いますか?

私は少ないと思います!

たとえば、今、フランスから日本に行く飛行機代(1人分)がだいたいこの値段。

円安とはいえ、ホテル1泊が15,000円としたら、2週間で21万円ですよね。

移動費、宿泊費、食費全部合わせたら28万円ではききません!

ではどうしているのか?

長期ヴァカンスをフランス人はどう過ごすの?

フランス人のヴァカンスの目的は「仕事を忘れて家族と過ごす」ということに尽きます。

もちろん、非日常の体験をしたい!おいしいものを食べたい!などもあると思いますが、基本的には「仕事をしない」で充電したいんですよね。

私が20代のころから今まで過ごしたヴァカンスをご紹介すると

・メインは友人の家や親の別荘などに泊まる

・たまに2泊くらいホテルに泊まる

・滞在中の90%は自炊

・毎日、プール、海、散歩、読書をする

・たまにどこか観光名所にでかける(子供が小さければ動物園とか水族館とか)

・お土産は買わない

こんな感じです。

友人もキャンピングカーを借りて移動しながら車中泊orキャンプだったり、親戚の家に行ったりと宿泊費を抑えます。

我が家は結構レストランで食べるのですが、友人たちはもっと自炊率が高い!

私が最初にフランス人と過ごしたヴァカンスは、海から歩いて10分の別荘。
毎日海、読書、ゲーム、おしゃべりだけで1週間過ごしました!
移動はなし。お買い物は初日に1週間分を大量購入!

日本と違いすぎてびっくりしました!

南仏の5つ星ホテルで3週間もシャンパンとご馳走をいただきながら滞在するのがフランス人のヴァカンスではありません!(そういう人もいると思いますが)

どちらかというと「仕事をしないで場所を変える」というだけで、結構ふつうの毎日を過ごしています。

宿泊費もほとんどかからず、食費もいつもと変わらない、だから3週間もヴァカンスしてても破産しないのです!

ちなみに「お金がないからヴァカンスに行けない」という発想にはならず、毎日働いているご褒美としてヴァカンスを位置付けているため、みんな普段から節約してヴァカンス費を捻出しています!

ヴァカンスをしないと、お金が稼げない!という順番なんですね。

我が家は今年も南仏です

本当は夏に家族で日本!と思っていたのですが、初動の遅れにより飛行機代だけで100万円ほど(3人分)になってしまったので、諦めました。

いま、本当に飛行機代が高いです!

なので、いつもと一緒で南仏の義両親の別荘へ。

私たちはフリーランスなので「仕事をしない」は無理なのですが、4週間も小さな港町で、毎日プールと海と港散策をしながら過ごしています。

・朝はヨガをしたり、プールにいったり

・日中は暑いので、日陰のベランダで仕事して、夕方から港に繰り出します

・基本的にはマルシェで買った食材を自炊

・カフェでロゼやコーヒーを飲んだり、お気に入りのパティスリーでデザートを食べたり、老舗アイスクリーム屋さんで買ってそぞろ歩きしたり

・たまにレストランを予約してご飯を食べます

パリは太陽が出る日が年間を通じて少ないので、お日様を求めて南にヴァカンスするのはよーくわかります。

海からのそよ風やヨットやクルーザーが停泊する港、砂浜と海、天に向かって背を伸ばすサイプレスの木。

こういう環境はパリにはありませんから、非日常を味わえていいですね。

ここだけの話、このタイプのヴァカンスはちょっと負担が大きいのが問題!

・「いつもの調理器具・調味料・食器」がないので、食事は思い通りにいかない

・お掃除、お洗濯、お買い物は引き続きあるので、完全に休めない

我が家は「お母さん」の私が家事を全部するわけではないので、夫も同じように思っているかも知れませんが、自宅の方がスムーズなのになーって思います。

私が日本人すぎて「何もしない」ことが難しい!

南仏のこの街は大好きなのですが、美術館に行きたくなってきました!(近辺の街にはない!)

日本食のレストラン、おしゃれな カフェにも行きたい!(けどこの街にはない!)

ちなみにヴァカンスが稼ぎどきなので、外食は意外と高く、おいしくないお店も結構ある!

結局、仕事をしちゃって、場所を移動しただけになってしまったり…。

でもやっぱり、ヴァカンスはいいですね!

とはいえ、やっぱりセミの声を聞きながら、キラキラ光る海や、美しいグラデーションを見せるサンセットを毎日見て過ごせるのは、素晴らしい体験です。

自然が不足している都会に住んでいるからこそ、ヴァカンスで自然をたくさん浴びて充電したいと思います。

ぜひ素敵な夏休みをお過ごしくださいね!

Tomomi
アロマトローグ・自然療法士
2002年よりフランス在住
フランス人の自由きままでストレスの少ない生き方が心地よく、気づいたら20年以上住んでいます
アロマテラピー発祥の地、アートの都からフランス女性のような【凛としたオトナ】になるためのétudeをオンラインスクールでお伝えしています!

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