こんにちは。アロマトローグ・自然療法士のTomomiです。
今日のお話、昔の自分に向けて投げかけたいことばです。
でも、多くの人がここを誤解してしまっている。だから、いま、あなたにお伝えしたいと思います。
「そんなの知ってるよ」
もしこれまで、あなたがこんな言葉を口にしたことがあるなら、本当にそうなのか、自分に問うてほしいんです。
知識を頭に入れるだけで満足していませんか?
本をたくさん読んだ、セミナーに参加した、最新情報をチェックした――。
それだけで自分が成長している気になっていませんか?
偉そうに言っていますが、まさに昔のわたしがそうでした。
我が家にはたーーーーーーっくさんの本があります。
本を買った瞬間、まだ読んでもいないのに、自分が偉くなった気がしちゃうんですよね(笑)
でも、残念ながら「知っている」だけでは、何も変わりません。
それこそ「そんなの知ってるよ」かもしれませんね(笑)。
知っていることと、できることは別物
多くの人がおちいる「罠」はここにあります!
知識は蓄積できるけれど、体験や行動が伴わなければ、ただの情報のコレクションで終わってしまうんです!
先ほども書きましたが、わたしは本が大好き。
買った瞬間、成長した気になりますが、その後ちゃんと「読む」という行動をしています。
だから、アロマやハーブの知識は、ちゃんとわたしの脳にしっかり刻まれています。
また「使う」という行動もしているので、どんなことになるのか、という経験も蓄積しています。
だから、知識→行動で積み上がった経験を、多くの人にお伝えするオンラインスクールの運営ができているのです。
失敗は成功の母
ただ、別の分野では「罠」にハマってしまうことも!「そんなの知っている」はずなのに!!
今、お仕事の方でコミュニティに所属して、お勉強しています。
ビジネス書も何十冊も読んでいるので、「そんなの知ってるよ」が多いんですよね。
でも先日、「こんなことをやろうと思ってるんですけど…」と相談をしたところ、一蹴されました!
なんと「確かにー!そう習った」ことをやろうとしていたんですね。
「なんでわからなかったんだろう??」と猛反省。
もちろんこれ、行動して失敗する前にご指摘いただき、ことなきを得たわけで、ラッキーでした。
でも、「知っている」ことを「やってみる」、その上で「失敗する」ことも必要なのかもしれません。
行動して、失敗して、学びに変える
知識はインプットしただけでは何の意味も持ちません。
「知っている」つもりになっても、やってみなければ本当に理解したことにはならないのです。
そして、実際にやってみるとだいたい失敗します。
失敗しないにしても最初は「うまくできない」ことの方が多いものです。
でも、その失敗こそが知識を本物に変えてくれる大切な要素。
私はアロマやハーブでは「本で知ったことを使ってみる」ことで経験を積み重ねられました。
(もうだいぶ忘れましたが、山ほど「うまくいかない」経験をしていますよ!)
一方でビジネスでは「知っているのにやっていない」状態が多く、痛い思いもしました。
お仕事に関しては、自分1人の問題ではなく、お客様や手伝ってくれる方への影響もあるので、とにかくやってみて経験を積むことが本当に重要だなと思っています。
だからこそ今は、「知っている」から「やってみる」へと小さく一歩を踏み出すことを意識しています。
明日からできること
ここで大きな挑戦をする必要はありません。
知ったことを一つだけ行動に移す。これで十分!
- 本を読んだら、1ページでも実践できそうなことを今日の行動に入れてみる
- セミナーで学んだことを、帰宅後すぐにひとつ試してみる
- 誰かから教わったことを、自分の生活や仕事に置き換えて小さく動いてみる
大事なのは「すぐに、ひとつだけ」やってみること。
インプットだけが蓄積されると、自分に落とし込む前に記憶の彼方にいってしまうからです。
よく「わたしは準備不足だから」「まだまだ知識が足りないから」といって、すべて揃ってから何か行動をしようとする人がいますが、これはもったいない。
インプットしたそばからアウトプットしていき、うまくできないことを成功するまで繰り返すのがいいんですよね。
だから、小さなインプットを「すぐにやる」のがいいのです!
昔の自分へのメッセージを
「そんなの知ってるよ」と言って満足していた頃の自分に伝えたいのは、
知っているだけでは、何も変わらない。
やってみて、失敗して、そこで初めて本当の学びになる。
そのことをもっと早く知っていたら、もっと早く「なりたい自分」になれていたでしょう。
これを読んでくれているあなたにも、同じ言葉を贈ります。
今日知ったことを、ひとつだけ行動に変えてみてくださいね。
それが積み重なったとき、知識は「あなたの力」になりますよ!

