こんにちは。フランス在住アロマトローグ・自然療法士のTomomiです。
密かに人気の【アロマでしごと】シリーズです!
好きを仕事にしたい!アロマやハーブを仕事にしたい!
と思って、勉強を始めたり、ワークショップを始めたり、前向きに活動をしている人もいっぱいいらっしゃると思います。
アロマで仕事をしたい!と思ったときにとても大きな障壁になるのが「家族の同意」ですね。
今日は【ご家族に「頑張って!」と言ってもらえる交渉術】についてお話しします!
あなたがスムーズに、みんなから応援されてアロマをお仕事にできるよう、いろいろ考えましたので、最後までお読みくださいね!
あなたのご家庭はどうですか?
ご家族が「いいじゃない!ぜひやりなよ。応援するから!」と言ってくれるのと、そうでないのとでは、仕事のモチベーションも成果も全然変わってきますよね。
でもね、「家族が渋い顔をする」のは、多分あなたの準備不足・説明不足だと思うんです。
もし事前にきちんと準備して、丁寧に説明したら「そんなのダメに決まってる」なんて言うわけないんです。
今日は「ご家族に応援してもらうには?」どうしたらいいか、順番にお話ししていこうと思います。
お仕事はいいことです
おそらくあなたは、アロマやハーブを何らかのかたちで勉強したのだと思います。
スクールで、単発レッスンで、本で、いろいろな方法があるでしょう。
一番お金がかからない「本」で独学したとしても、コストはかかっています。
しかも、お仕事にしようとしているくらいなので、精油をすでに何本か購入していますよね?
他にもいろいろと購入してきたかと思います。
その「お勉強」への支出に対して、ご家族は何と言っていましたか?
お金を出してくれたかもしれません。
ご自分でお金を出したとしたら、それについてブツブツ言われましたか?
お勉強をするのは「支出」です。お金が出ていくばっかり。
お仕事をするのは「収入」です。お金が入ってくるんです。
最初に投資したのですから、その金額は最低でも回収したいですよね?
そのお金をもしご主人が出してくださったのなら、お返ししたいと思いませんか?
収入だけではありませんよ。
これがどれだけ、あなたのご家庭を明るい雰囲気にするか、想像してみてください。
あなたが充実していると、ご家族みんながハッピーになります。
しかもお金も入ってくる。
いいことづくめなのに、反対する人なんていますか?
反対する理由は何だと思いますか?
いや、いるんですよねー。
そんなのダメに決まってるだろ
って言う人が。
一般的にはあなたがお子さんがいるお母さんという立場で、ご主人が反対するパターンが多いかと思います。
ここだけの話。
私、フランスにいるので、日本の人からみたらフェミニストに見えるかもしれませんが、日本人の「女性とはこうあるべき」という思い込みは、世界的に見ると的外れ・時代遅れであることの方が多いです。
で、あなたがお仕事をすることに対して、快諾してくれないのは、だいたいが「女性とは」という固定観念が根強くあることが原因だと思います。
これはね、何もご主人だけではないんですよ。
「女性とはこうあるべき」を乗り越える思考法
あなたがお仕事をしたら
子供の世話はどうするんだ!
食事はどうするんだ!
掃除・洗濯、その他の家事はどうするんだ!
という心配があるんですよね。
多分、非常にお金に余裕があるご家庭だったら「ベビーシッター、家事手伝いの人にお願いする」ということで解決します。
というか、その場合、すでに解決されていると思います。
でも、多くの人はそうではないかと思います。
だったら、支障が出ない方法を考えるのです。
我が家を例に出しましょう。
主人はフランス人なので、そもそも私が働くことには大賛成です。
ただ、私の中で「自分がやることにした家事は怠けない」と思っているので
✔️ 子供が帰ってくる時間までには片付けを終えておく
✔️ 食事は作り置きなどをうまく取り入れて(日本だったらお惣菜もいろいろありますよね)、クオリティを下げない
✔️ 掃除は自宅でお教室をやるのなら、普段以上にきれいになるので一石二鳥
と言う感じで、実際に支障は出ておりません。
ちゃんとやってるんだもん、文句のつけようがありません!
そりゃ多少は、時間がないとか、買い物をし忘れちゃったりして普段よりクオリティの低いものしか出せないこともありますよね。
でも、【いきなり】変化させないでくださいね!
むしろ、レッスンをした日はいつもと一緒、あるいはいつも以上のクオリティにするくらい、最初だけでも意識しましょう。
すこーしずつだんだん質が下がるのは、多分気付きません 笑
おしごとの最初はスモールスタートでやりましょう。
いきなりたくさんやらずに、月に1回、月に2回ということだったら、あなたがすると決めている家庭の仕事が、あからさまに疎かになることはないと思います。大丈夫ですよ!
あなた自身も「女性とはこうあるべき」とか「うしろめたさ」から解放されてくださいね!
さあ、説得するよ!
ご主人を説得する、という場合を考えてみましょう。
多くの人は
うちでね、生徒さんを集めて、アロマのレッスンをしようと思うの。どうかな?
というような言い方かもしれません。
ただ、男性脳にはあまり響かないと思います。
私だったら、こういった数字を用意します。
・お勉強するのにかかった経費(投資額)
・レッスンの頻度、時間、費用
・レッスンを何回やれば自己投資額が回収できるのか
そして、家族の不安の解消も忘れずに
✔️ 午前中のレッスンだから、子供のお迎えはいつも通りできます
✔️ 月に1回だから、疲れて家事ができないなんてことはありません
✔️ 生徒さんは4人なので、家に友達がきたのと同じくらいの感覚だから(汚れる)心配はありません
✔️ むしろ、定期的に生徒さんが来るのだから、掃除はもっと徹底できます
✔️ あなたが出してくれた大切な勉強代を、何ヶ月後にはお返しできます
✔️ 勉強している時から、私はレッスンをやるのが夢で、やっと「やりがい」を感じることができ、家族にも優しくできます
✔️ 何ヶ月後から(投資額回収後)は月々いくらの収入が見込め、これを**に使えるようになります
などなど、なるべく具体的にプレゼンをするんです。
ねえ、いいでしょ?
**さんだってご主人がいいって言ってくれてお教室してるの。
え?どうして?
なんであなたっていっつもわかってくれないの?
ケチ!
なんて感情でしゃべってはいけませんよー。
だから、ビジネスモデルとビジネスプランをつくらないといけないんですよね。
きっとご主人はお仕事で、毎日ビジネスモデルやビジネスプランを目にしているはず。
その言語を使って、あちらが理解しやすい数字で説得するんです。
アロマに対するイメージもあるかも
日本のアロマテラピーっておしゃれで優雅な習い事のイメージが強いので、仕事とみなされない可能性もあります。(私はそうは思いません)
「どうせ趣味の延長だろ?」
「どうせ稼げないんだろ?」
と侮られるかもしれません。
5万円だって、あるのとないのでは、全然違いますよね。
自分のお小遣いにしてもいいのですが、「初任給」は家族のために使うと印象アップですよね!
ぜひおいしいものを食べたり、何か必要なものを新調したりして使いましょう!
アロマやハーブは、きっとご主人には理解ができないのかもしれません。
でも日頃からアロママッサージをしてあげたり、ハーブやスパイスをふんだんに使ったガッツリ料理などで、ご主人にアピールしておきましょう。
あなたが仕事にしたいものは、実体のないものではありません。
精油、芳香蒸留水、ハーブ、チンキ、植物オイルなどの物質です。
この「物質性」を普段からきちんと知っていただくといいと思いますよ。
アロマやハーブを霊感商法と同じように考えているとも限りません。
そうじゃなくて、実際にモノを見せて、使って、これが仕事の道具だということをきちんと説明していれば、怪しいとは思わないはずです。
それでもNOと言われたら?
ここまでしてNOと言ってくる場合には、丁寧にその理由を聞きましょう。
これまで、ひとつひとつの不安を解消してきました。
でもまだなにか不安があるんだと思います。
その不安はなんだと思いますか?
✔️お金をいただけて
✔️家族との時間を削られるわけでもなく
✔️妻や母としての役割が果たせないわけではない
のですから、普通はそれ以上反対する理由はないのですが、
✔️何かトラウマ級のこと
✔️強い思い込み
があるのかもしれません。
疲れて帰ってきたときに、毎日のように説得しようとすると嫌がられるので、タイミングは見計ってくださいね。
また、お仕事が忙しい時期だったら、ちょっと様子を見て、しばらくしてからお話しするといいと思います。
私のプレゼンはこんなでした
私も大昔のことを思い出してみました。
これまで通訳などの仕事をしていたのに、急に「アロマで仕事したい!」と思ったため、主人にちゃんとプレゼンしたのを覚えています。
ちゃんとと言っても、今言ったようなことまでわかっていませんでしたので、その時考えていたことを「誠意を持って」プレゼンしたんです。
公園でピクニックをしていて
アロマテラピーを仕事にしようと思って。
通訳なんかはクライアントとの拘束時間が長く、朝早くから夜中までご一緒しなければならない。
これから子供ができると、自分で仕事時間を選べた方がいいと思うの。
アロマテラピーとマッサージの学校に通って(フランスでは別々の学校なんです)、マッサージサロンで働いて、経験が積めたら自立しようと思います
当時はアロマ講師ではなくて、アロマセラピストになるつもりだったんですね。
というか、やっぱり業界リサーチが甘かったので、パリでアロマの先生で仕事ができるとは気が付いていなかったのです。
これは学校に通うときのプレゼンで、そのとき「仕事にする」ことを見据えて話しました。
90分のトリートメントでいくらいただいて、1日に何人やるというのも話したと思います。
フランスでは「働かないで主婦をする」という考えはほとんどないので、反対されませんでした。(学校の授業料もすべて私が払ったので、さらに反対する理由もなかったのでしょう)
アロマ・ハーブを仕事にしてみたら…
私はこの仕事がとっても気に入っています。
アロマやハーブは、私はもちろん、家族、友人のこころとからだを健康にしてくれて、とてもやりがいを感じています。
こころとからだが健康であるっていうのは、生きる上での基本中の基本。
ここに携われるというのは、誇らしいのです。
働き方で言うと、どんな講座をどのような形でやって、いつ、どこで、誰に伝えるかのすべてを自分でコントロールできるところに、とても自由を感じます。
自由に講座を作って、好きなときに好きなところでレッスンをし、お客さまの人数も意のままです。
休みたければ休めますし、ストレスがない!
最初はスモールスタートでしたが、自由になるお金も続ければ続けるほど増えていって、出会いもどんどん広がります。
好きな日をオフの日にしているから、他の方のお料理レッスンに行ったり、ミュゼに行ったり、お友達と会ったり、旅行に行ったり、時間とお金のしがらみから解放されて、自立しているなって実感しています。
誰が何と言おうと、この仕事は素晴らしいと思っています。
とくに、子育て中の女性なんかは、スモールスタートできるのでオススメです。
ご家族や周りの人に反対されるのは「説明が曖昧だから」に尽きます。
きっとご自身でもまだ、曖昧なところがあるから説明できないのだと思いますよ。(私も最初はそうでしたから!)
でも、やること、できること、やりたいことがクリアになれば、あなたをハッピーにしてくれるお仕事に反対する理由はないんです。
ぜひ、ご家族ときちんと話し合い、丁寧に説明して、あなたの【アロマでしごと】を心地よくスタートさせてくださいね!応援しています!!
もしそれでも「お仕事」にするのに不安があれば、ご相談に乗りますのでお気軽にお声がけくださいね!
どんな小さなことでもお話しください!