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ラベンダーとプロヴァンスの村巡り その2

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

6月のアロマ研修旅行の旅行記をお届けしています。

アヴィニョン編、リヨン編、ヴェルサイユ編と続きます。

今日はラベンダーツアーの続き。

目次

まずは水の村 リル・シュー・ラ・ソルグ

私たちは日曜日だったので、まず最初にリル・シュー・ラ・ソルグに向かいました。

実は15年ほど前に友人と南仏の村をドライブしていて、今回の村もめぐっています(が、車で通り過ぎただけでうっすらとした記憶しかなく…)。

両親とエクス・アン・プロヴァンスなどをドライブしたときにもリル・シュー・ラ・ソルグは通っているんですよね。

ここ、すごく好き♡
川と運河に囲まれた美しい村なんです。
あちこちに水車があって風情があります。

パリに次ぐアンティークの村としても知られていて、日曜日はアンティーク市がありますよ。(が、私たちはアンティーク市が始まる前の空いている時間に訪問)

自由時間が1時間ほどあり、オリーブやモロッコのお菓子を買ったり、南仏のおやつトロペジエンヌとコーヒーで休憩したりして活気ある朝市を楽しみました!

食料品がメインの朝市は、夏の南仏ならではの野菜や果物、パンなどもあって、パリのマルシェに慣れていても面白いと思います。

いよいよラベンダー(ラバンジン)畑

まず最初の畑は、穏やかな畑でした。

向こうに農家さんの家屋が見え、ラベンダーのライン(列)同士の幅が広め。

ゆったりとした時が流れ、蜂のブンブンという羽音が心地よく聞こえました。

触ってないのに、あまーい香りが立ち上っていましたよ。

2つめの畑は、細長くちょっとシャープな印象。

最初の畑と車で10分くらいの距離でしたが、全然違う。

色も若干ピンクが強かったように思います。

ラベンダーのライン(列)の幅は狭かったです。

だからなのか、ここは蜂がアグレッシブで怖かった!私の鼻に止まったんですよね…。

3つめの畑は、誰もが見たことがあるセナンク修道院。

ロマネスク様式のシトー派の修道院で、12世紀の創建。

17世紀以降修道士が不在だったのですが、なんと1989年、つい最近、活動を再会したのだそうです。

修道院って人里離れた山の奥にあるものなのですが、これも窓から石灰の大きな岩山が連なる山の谷底にそっとたたずむ修道院です。

この景色がすごく素敵でした。ラベンダーが育つ土壌がどんなものかがよーくわかります。

ただここは、ガイドツアーのみ修道院内の見学が可能で、私たちは「お買い物♡」とラベンダー畑の記念撮影になりました。

修道院の建物の前面にあるラベンダー畑は入ることができず、周りの一部のみアクセスできます。

ここは人が多くて、賑やかな畑。修道士しかアクセスできない場所はラベンダーも規則正しく整っていたように思います(気のせい?)。

セナンク修道院で採取された真正ラベンダーの精油と、修道院のリキュール、ハチミツを購入♡

ラベンダー自体はあまり堪能できなかったのですが、修道院をバックに素敵な写真が撮れました!

プロヴァンスの村々、ルシヨン&ゴルド

プロヴァンスといえばピーター・メイルによる『南仏プロヴァンスの12ヶ月』。

これ、ご存知の方どれくらいいらっしゃるでしょうか。

90年代初めにこの小説がベストセラーになり、日本でも南仏ブームになったそうですよ。

私も15年前に友人とドライブするときに、中古で本を購入し(パリのBook-offで!)、予習しました。

その中に出てくるのが、こういったプロヴァンスの小さな村々なんですよね。

ルシヨンはお昼休憩だったので、眺めのいいテラスでランチをしました。

黄色の顔料のもととなっている「オークル」が採取できる(というか土壌がオークル)のがルシヨン。

なので、他の村と違って、建物の外壁や岩肌、屋根などありとあらゆるところが赤いんです。

光によってピンクに見えたり、茶色に見えたり。とても特徴ある村。

南仏っぽい夏野菜のファルシとさくらんぼのアイスクリームが乗ったオレンジのケーキをロゼワインでいただきました。

店員さんがテキパキしてくれて、余裕をもって集合場所に戻れてよかった♡

次のゴルドは丘の頂に古城があり、石造りの家々が階段状に折り重なる村。

そんな村はプロヴァンスにたくさんあるのですが、ここが一番栄えています。

村から遠方を眺めるとプロヴァンスが一望できて、とても気持ちがよく、カフェやお土産物やさんもたくさんあるので飽きません。

小さな教会も趣があります。

ただ、暑くて、本当に疲れたので、お城の麓に座ってお水を飲んで凌ぎました。

南仏に行ったらぜひ観光ツアーを!(回し者ではありません)

レンタカーで運転できる人はいいですが、そうじゃなければ観光ツアーはオススメです。

今は巨大なバスで回ることはほとんどなく、いろいろなテーマに沿った少人数のミニツアーがたくさんあります。

私たちが参加したときは、アメリカ人の3人家族が2組と私たちだったので、9人乗りのバンでした。(季節的に人が多いのでMAXの人数だったのだと思います)

もちろん冷房は効いていますし、狭すぎない車内でドアツードアの移動が快適。

エミリーさんは運転しながら、本当にずっと南仏の魅力を話してくれて、理解が深まりました。

特に、
✔️ 1つめの畑は土壌を肥やすためにさくらんぼやオリーブなど別の植物も一緒に育てていて、
土壌の微生物多様性を考えている農家さんと教えてくださったり、
✔️ サイプレスなどの背の高い木が一列に植えられているのは、
南仏の冬の嵐(ミストラル)対策のためだと教えてくださったり。

8時間のツアー、ひとときも飽きませんでした!

探せば日本語のツアーもあると思いますよ。(発着地によっては日本語ツアーがないかもしれません)

今回は、別の角度からラベンダー(ラバンジン)を掘り下げることができ、とても勉強になりました!

次回はリヨン編です!お楽しみに♡

フランスの自然療法の現状をお伝えします!

パリ在住23年、こちらで自然療法を学んだ私が、今回の南仏旅で改めて実感した「フランスの自然療法」のリアル。

フランス人はどんなふうに自然療法を取り入れて、美しく健やかに人生を楽しんでいるのか。

これを南仏旅のレポートを通じて体感していただけるセミナーを行うことにいたしました!

南仏の旅から紐解くフランス流セルフケア -自然と調和し美しく年を重ねる知恵- セミナー7/31開催です!

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Tomomi
アロマトローグ・自然療法士
2002年よりフランス在住
フランス人の自由きままでストレスの少ない生き方が心地よく、気づいたら20年以上住んでいます
アロマテラピー発祥の地、アートの都からフランス女性のような【凛としたオトナ】になるためのétudeをオンラインスクールでお伝えしています!

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