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アヴィニョン教皇庁で予想外の〇〇に歓喜!

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

6月のアロマ研修旅行の旅行記をしばらくお話ししていきます!

アヴィニョン編、リヨン編、ヴェルサイユ編と続きますよ。

まずはアヴィニョン。前回の教皇庁の続きです!

目次

予想外の〇〇に歓喜!

前回、教皇庁を回っている途中でしたね。

旧宮殿から新宮殿に移る間に、お庭に出ました。

36度の猛暑、カンカン照りで日光を遮るものもなく、暑いから早く建物の中に!と思っていたら、このお庭、薬草園でした!

ぶどう、バラ、マーシュマロウ、レモンバーベナ、タイム各種、ヘリクリサム、ラベンダー、マートル、マージョラム、オレガノ、クラリセージ、オリーブ、カモミールローマン、オゼイユ、アブサント、ジャスミン、ヤロウ、レッドクローバーなどなど。

ご一緒した日本のTさんは、植物にとても詳しいのですが、クラリセージの花を生で見たことがなかったそうです。

私も日本に行くと知らない植物ばかり。でもこちらではスクールで学んだ精油やハーブの植物が当たり前のようにあちこちに生えているので、その姿、すぐに見分けがつくんですよね。

アロマもハーブももともとは「地産地消」であることを思い出させてくれました。

とにかく暑い!日焼けもする!

でも、教皇庁では教皇をはじめとする要職につく人のケアをするスタッフとして、医師 medecins、今で言う薬剤師 apothicaires、そして執刀医 barbiersがいたと展示パネルにもありまして、こうやってお庭で薬草を育てていたんだなーとタイムスリップしたような気分になったのでした。

新宮殿の美しい装飾にうっとり

薬草園を後にし、心臓破りの石の螺旋階段を登ると(50mですからね!)新宮殿の部屋がお目見えです。

鹿の間と呼ばれる、当時のフレスコ画が残っている部屋が素晴らしいんです!

約700年前なのにこんなに色彩が鮮やかだとは!

中世の絵画って「リアル」を追求していないので、その非リアルな描かれ方になんともいえない趣を感じます。

中世の人々が植物を採取したり、狩をしたりする場面が描かれていて、当時の生活を思い知ることができました。

フランスを旅行していても中世の絵画・調度品はもちろん、教会でさえも残っているところは少ないので、心惹かれるんです。

石造りの要塞のような教皇庁、今は当時の調度品などはほとんどないけれど、たまに現れるフレスコ画やシンプルなステンドグラスに当時の栄華を感じることができます。

中世もっと知りたい!!!

という気分のままミュージアムショップに行くと、中世の医療やハーブ、食事の本がありまして、思わず3冊買ってしまいました!

でも、家に帰って見てみると、とてもいい本♡どこかでシェアできたらいいなと思います。

過去と現在の融合が好き

アヴィニョンの教皇庁やサン・ベネゼ橋など市内の数カ所に分けて、大々的な展覧会が開催されていました。

ジャン=ミッシェル・オトニエルという現代美術家のインスタレーション。

パリでは、パレロワイヤル・ミュゼドゥルーヴル駅の入り口などで彼の作品を見ることができます。

巨大な空間にオトニエルの球体をつなげた巨大オブジェがさまざまな場所に設置されていて、とても楽しい気分になりました。

フランスは、こういった歴史的建造物の中に、現代美術の展示をするのが好き。

過去と現代の対比の中から、歴史の繋がり、テーマの深い意味などを感じられるんです。

彼の作品があったから、教皇庁のガランとした空間もちょっとポップに楽しく回れました!

アヴィニョン 番外編

アヴィニョン市内にエルボリストリ(ハーブ薬局)があったので、お邪魔しました。

パリによくあるエルボリストリとは趣が違い、中世の魔法使いの基地かと思うようなラインナップ。

私もずいぶんハーブや精油について学んでいるつもりですが、全然知らないハーブや樹脂もたくさん。

店主はアーティストでもあり、いでたちもエキセントリック(すごくいい人でしたよ♡)。

「あ、シャーマンだ」と思いました。世界各地のシャーマンが使うようなハーブを集めているみたいでした。

日本ではハーブやアロマって素敵な女性がやっているイメージが強いですが、フランスはそうでもありません。

私の先生のほとんどが男性でしたし、アロマやハーブをやっている同業者たちは生き様そのものが「ナチュラル」です。

農業や環境問題に意識が高いので、食べ物も気をつけています。

何を食べるかももちろんなのですが、その食品がどのように作られているか、どこからやってきたのかも重要。

二酸化炭素をなるべく排出しない、持続可能なやり方を優先することが多いです。

そのチョイスとして、お薬をなるべく使わずに自然なもので体調を整えるアロマやハーブを選択した、という感じ。

地方都市に行くと、こういう「自然とともに生きている」人に出会います(パリは都会なのでそこまで徹底した人はあまりいません)。

こういう現実も日本のみなさんに知っていただけたらなと思っていますので、またどこかでこんな話もしますね!

ということで、今日はおしまい。次回はラベンダーツアーのお話をします♡お楽しみに!

フランスの自然療法の現状をお伝えします!

パリ在住23年、こちらで自然療法を学んだ私が、今回の南仏旅で改めて実感した「フランスの自然療法」のリアル。

フランス人はどんなふうに自然療法を取り入れて、美しく健やかに人生を楽しんでいるのか。

これを南仏旅のレポートを通じて体感していただけるセミナーを行うことにいたしました!

南仏の旅から紐解くフランス流セルフケア -自然と調和し美しく年を重ねる知恵- セミナー7/31開催です!

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Tomomi
アロマトローグ・自然療法士
2002年よりフランス在住
フランス人の自由きままでストレスの少ない生き方が心地よく、気づいたら20年以上住んでいます
アロマテラピー発祥の地、アートの都からフランス女性のような【凛としたオトナ】になるためのétudeをオンラインスクールでお伝えしています!

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