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【みんなと差をつけよう!】植物を見ずして、ハーブ・アロマを語るなかれ

こんにちは。フランス在住アロマトローグ・自然療法士のTomomiです。

突然ですが、あなたが日頃使っている乾燥ハーブ、漢方の生薬、精油のもともとの植物を知っていますか?

「そりゃあ、知っているに決まってるじゃない」と答えたあなた。

では、写真ではなくて生きた植物を見たことはありますか?

多分、最初の質問のYesの回答率は90%、でも次の質問でYesの回答率は30%くらいに下がっているかと思います。

目次

植物の「旬」じゃない姿も知って!

乾燥しカットされたハーブや生薬、1滴の精油になるまで、その植物は芽を出し、茎を伸ばし、葉を大きくし、花を咲かせ、花が枯れ、種を飛ばし、朽ちていく。

そんな、当たり前の「一生」を過ごしています。

その「一生」のほんの一部を写真や絵で見て、知ったような気になっていませんか?

私はなるべく生の植物を見る機会を逃さないようにしています!

偉そうに言っていますが、最初からそうだったわけじゃないんです。

私は東京生まれ、東京育ち。20年以上パリで暮らしています。

自然に囲まれて過ごした経験はないに等しい。

アロマテラピーを学びたい!自然療法を学びたい!と学校に通い、「本物の植物」を見ずに(何なら精油もハーブもほとんど見ずに!)、情報だけ得ていたんです。

フランスで生産者さんに教えてもらった【自然の姿を知ること】の大切さ

高品質の精油が欲しくて、生産者さんがやってくる展示会に足繁く通う中、私にたくさんの芳香植物の自然の姿の話をしてくれる生産者さんに出会いました。

そこで「植物そのもの」に興味を抱き、パリやリヨン、グラースなどの植物園に通ったり、ヴァンセンヌや地方の森に分け入って植物を観察したりするように。

スクールで植物学、植物分類学も学びました。

この学問は、ぼんやりとしていた植物の特徴を、きちっとカテゴライズするのに役立ちます!

奥が深いー!!!!!ので、極めることこそしていませんが、やっぱりアロマやハーブを仕事にするなら、その背景にある「自然の姿」を知らないなんて、プロとは言えないのでは?って思っちゃうんです。

植物を見るツアー、フランスでも何度もオーガナイズしてきました。

ヴァンセンヌの森散歩、ミーラフォレ植物観察、ドローム精油生産者さん&オーガニック野菜農家さん訪問など…。

日本に帰国した際にも、植物を実際に見る体験型ツアーを開催してきたんですよ。

京都の 精油の蒸留所見学、北海道のハーブの畑訪問など…。

まさに百聞は一見に如かず!本物を見るという体験から得られるものは数知れず!

ちなみに日本はフランスと違って、断然湿潤な気候なので、育つ植物が全然違うんです!

フランスで学んだ植物学の知識が使えないこともしばしば。

だからこそ、「自分の目で見る」ことは重要だな、と。

日本で植物の生の姿を学問として広めた牧野富太郎!

NHKの朝ドラで取り上げたのでご存知の方も多い、植物学者・牧野富太郎

フランスではNHKが見れないのですが、私も興味を持ちまして、自叙伝をはじめとする本を何冊も読みました。

彼もきっと、西洋の書物の中の植物が日本にはあるのか、日本で育つのか、興味があったと思うんですよね。

時代的には明治時代だから、限られた西洋の書物しか手に入れられなかったと思うのですが、内外の事情に長けていて、本当にマニアックな人ですよね。まさに植物の化身!?というような人。

日本の植物をひとつひとつ丹念に観察して、絵として残し、学問として知識を蓄積していく。

日本の植物学への貢献度は凄まじいです。

本を読むとやっぱり、アロマやハーブとその植物そのものは、切り離してはいけないと思いました。

よく、スーパーのお魚の切り身しか知らないこどもが、切り身がそのまま泳いでいるのかと勘違いしている、なんて笑い話があります。

でもこれを本当に笑えますか?

瓶に入った精油の液体、切り刻まれた乾燥ハーブは、ちゃんと生物として自然の中で命をつなげてきたんですよね。

その姿を知らない、想像できない、興味がないのは、あまりにも寂しいなって思います。

高知県の牧野植物園、ご一緒しませんか?

まあ、でも何か機会でもないと本気の植物観察はできないですよね。

ということで、2023年11月6日に、牧野富太郎が作った牧野植物園でツアーをいたします!

高知県に行ったことのない人も多いと思います(私も!)。

せっかくなので、ご一緒しませんか?

これは牧野植物園とは関係なく、私たちの個人開催なのですが、半日ゆっくり植物を観察したあとで、セミナールームでミニセミナーもします!

私は、フランスのアロマテラピーやフィトテラピーの視点で、フランス人の自然の捉え方とボタニカルアートについてお話ししようかなーって思っています。

朝9:30現地集合で、16:00に現地解散。

だから、あなたのお住まいの地域によっては、11月6日の1日、日帰り旅行も可能ですし、日程調整ができるなら、前後で2泊、3泊も楽しいですよね!

6日夜は懇親会もいたします。参加したい方はぜひ語らいましょうー!

【日程】2023年11月6日(月) 9時30分〜16時 現地集合・現地解散
【場所】高知県・高知県立牧野植物園(高知・龍馬空港からタクシーで10分ほどだそうです)
【内容】①9:30-16:00までの植物園トーク
    ②アトリエでの2つのミニセミナー
     『フランスと日本の自然観-庭園・農業・絵画-』
     『ホリスティックに植物と向き合う 植物から広がる自然療法の種類 -ハーブ 精油 漢方 薬膳-』
    ③植物園を10倍楽しむためのしおりを見ながら植物観察
    ④牧野植物園で学んだ植物とのつき合い方をテーマにした動画を後日配信します!
    ⑤パリと香川からの植物が好きになるおみやげセット付き!

「行ってみたい!」と思ったら、ぜひお申し込みしてくださいね♡

あなたのアロマやハーブの知識をレベルアップさせたいと思ったら、絶好のチャンスだと思います♡

飛行機などの交通機関や宿泊施設へのお申し込みは早めがお得です!

ぜひ、ご一緒に楽しみましょうー♪

Tomomi
アロマトローグ・自然療法士
2002年よりフランス在住
フランス人の自由きままでストレスの少ない生き方が心地よく、気づいたら20年以上住んでいます
アロマテラピー発祥の地、アートの都からフランス女性のような【凛としたオトナ】になるためのétudeをオンラインスクールでお伝えしています!

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