こんにちは。アロマトローグ・自然療法士のTomomiです。
あなたは「引き寄せの法則」ってあると思いますか?
私はある!と思います。とはいえ、この言い方がちょっとスピリチュアルすぎて好きではないのですが…。
引き寄せの法則、またの名を?
あるとき流行り出した「引き寄せの法則」というワード。
これって、「願えば叶う!」と同義でしょうか?
スピリチュアルじゃなくても、自分で「願う」「気にかける」「意識する」と、脳の中で「そのことに関する情報をキャッチしやすくなる」んです。
つまり、「意識を向けたことにアンテナが立つ」ということ。
たとえば、あなたが「アロマの教室をやりたい!」と思ったとします。
・たまたま見たSNSの投稿にヒントがあった!
・どうやるのがいいのか、新しい情報を見つけた!
・助言をしてくれる人に出会った!
なーんてことが起きちゃうんです。そういうこと、これまで、ありませんでしたか?
私は引き寄せまくってます!
「引き寄せの法則」ということばが流行る前から、私はいろいろ引き寄せています。
先日、とても面白いことがありました!
❶今年、『正倉院 the Show』という展覧会が日本でありました。
友人が「行った!」と報告してくれたんですよね。
実は私は昔、美大で美術史を勉強していて、古美術研究旅行という2週間の奈良・京都の旅がありました。
正倉院にはさすがに入っていませんが、あの旅以来、シルクロードからやってくる西洋の文物に興味が湧きました。
大学時代はよく、東京国立博物館に行って、作品を見て思いを馳せていたんです。
❷そんなことを思い出し、いろいろ調べていると、日本の香料会社が「蘭奢待」の香りの再現をしたというニュースが!
「蘭奢待」知っていますか?
奈良時代に日本の海岸にたどり着いたという、香りの木。
以来、正倉院に収蔵されています。
先ほどの展覧会では、作品はすべてレプリカ。(あまりにも貴重な作品すぎて、本物は滅多に見られません)
東京会場では「蘭奢待」の再現された香りを嗅ぐことができるのだとか。
❸香料会社にお勤めの友人が、パリでプレゼントしてくれた本がまさに蘭奢待など日本の香りを紹介したもの。
あら、タイムリーだわ!と思っていたんです。
❹そんな矢先、コロナ前に一度お会いした調香師さんからパリに行くと連絡をいただきました。
お会いしたら、なんと、蘭奢待の香りを再現をした方でした!
❺しかも、今回の日本の旅、正倉院に行くんです!たまたま今年は「蘭奢待」の本物が展示される年!!
どうでしょうか?偶然が重なり、思いっきり「蘭奢待」をクローズアップした日本帰国となったのでした。
なぜ引き寄せるのか?
これは偶然ではなく、私の意識が現実を見つける力を発揮しているのです。
私たちの脳には「RAS(網様体賦活系)」という、必要な情報をフィルタリングしてくれるしくみがあります。
それゆえ、「正倉院」「蘭奢待」と思うだけで、それにまつわる情報が集まってくるんです!
なので、「できる」「叶えたい」「そのために行動しよう」と思うだけで、行動や出会い、チャンスの方向性が少しずつ変わっていくのも不思議じゃありません。
それが、私の思う“願えば叶う”。
スピリチュアルでも魔法でもなく、意識を向けた方向に現実が動き出すしくみって言ったらいいでしょうか。
ちょうどぼんやりしていた景色が、新しいメガネをかけて、急にクッキリ映ったみたいな感じ。
自分の脳が、細かい文字がたくさん書かれた本の一節を、蛍光ペンで目立たせたような感じ。
アロマやハーブを教えたい!と思ったら、
「私にできるかな?」ではなく、
「どうやったらできるだろう?」と考えるようにしてください。
その瞬間から、あなたの脳は答えを探し始めます。
「私にできるかな?」だと、脳の答えはYesかNo。
でも、「どうやったら?」だと、脳がいろいろな可能性を探し出してくれるんですよ。
そうして、少しずつ“引き寄せ”が始まりまるのです。
願いを“現実”に変える3ステップ
意識が変われば、見える世界が変わる。
でも、そこから行動につなげてこそ、願いはカタチになります!
ここで、私が実践している「意識 → 言葉 → 行動」の3ステップを紹介しますね。
① 意識する
まずは、「こうなりたい」「こんな教室をつくりたい」というイメージを、できるだけ具体的に意識してみましょう。
たとえば、「アロマの香りでみんなが癒される講座」や「からだの悩みがスーっとなくなるワークショップ」など。
この段階では、完璧さよりも“ワクワク感”が大切です。
「こうなったらいいな♡」と思う気持ちが、脳のアンテナを動かしますよ。
具体的にイメージができるといいですね!
② 言葉にする
次に、それを言葉にして外に出してみましょう!
手帳に書く、SNSに投稿する、仲間に話す――方法は何でもOK。
言葉にすることで、自分の中でぼんやりしていた思いが、だんだんと輪郭を持ち始めます。
私は毎日のように「言葉を綴る」のですが、だから常に「願いが叶って」きたのかもしれません。
本当に不思議なことに、言葉にした瞬間から、“応援してくれる人”や“情報”が少しずつ集まりはじめるんです!
③ 行動する
最後は、小さくても一歩行動すること。
思ったり、言葉にするだけで、なーんにもしなかったらただの「有限不実行」。
最終的には「あの人は口ばっかりで、何もしない人」のレッテルを貼られてしまいます。
資料を調べてみる、試しにワークショップを開いてみる、教室の名前を考える──どんな小さなことでも大丈夫。
行動することで、脳は「これは本気なんだ」と認識し、より多くのチャンスをキャッチしやすくなります。
それに、やってみることで「もっとこうしたほうがいいな」「誰かにアドバイスもらおうかな」と前進して、「願いが叶う」ようになっていきます!
夢を“引き寄せる”というよりも、意識して、言葉にして、動くことで、自然と夢の方からあなたに近づいてくる。
それが、自分らしく生きたい人に伝えたい、“現実的な引き寄せの法則”です!
ぜんぜんスピリチュアルではありません。あなたが行動したからこそ、手にした未来なんです!
