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「足す」よりも、「あるものから探す」──本当の豊かさの見つけ方

こんにちは。”40歳からのあなたの人生を再定義する”アロマトローグ・自然療法士のTomomiです。

わたしたちは、いつも“足りない”と感じています。
スキルが足りない、お金が足りない、時間が足りない、魅力が足りない…。

だから、もっと学ばなくちゃ、もっと働かなくちゃ、もっと頑張らなくちゃと、「足す」ことにエネルギーを注ぎがち。

あなたもそうではありませんか??

でも、本当に必要なのは“足す”ことではなく、すでに持っているものから探すことではないでしょうか?

目次

アロマやハーブの学びも、足すより、探す

例えば、わたしの生徒さんによくあるのは…。

もっともっと勉強したくなっちゃう病!

アロマやハーブ、自然療法の世界に足を踏み入れると、どんどん新しい情報が目の前に現れるんですよね。


新しい精油、新しいブレンド、新しい資格…。
ハーブも気になる、中医学も気になる、占星術も!とキリがありません。

もちろん、学びは楽しいし、未知の世界を知るワクワクは魅力的です。


でも、気づけば棚には使いきれていない精油や乾燥ハーブが並び、学んだ知識が日常に根づかないまま、次の「新しいもの」を探してしまっていませんか?

わたしも、かつてはそうだったんです。だからどんどん学びたくなる気持ち、よーくわかります!

「足す」ことの落とし穴

わたしたちは、実は「足す」ことで前に進んでいる感覚を持ってしまうんです。


新しい精油を買えば、自分の知識や能力が広がった気がする。
新しい講座を受ければ、またひとつレベルが上がった気がする

うん、確かにそうですよね。わたしもよく「錯覚」しています!

だって安心するから!
足りないものを足す作業は、わかりやすいし、手応えも感じやすいんです。

でも、その一方で、足し続けることは無限ループになりやすい。
新しい何かを手に入れても、すぐに次の不足が見えてしまうからです。

アロマやハーブの本質は、道具や知識を増やすことではなく、それを生活の中で生かすこと
足すばかりで使いこなせなければ、それは“飾り”で終わってしまいます。

ではどうしたらいいのでしょう?

「あるものから探す」という自然療法の知恵

自然療法は本来、今そこにあるものを使って、からだやこころを整える知恵です。


昔の人は、特別な精油セットやハーブ一揃えを持っていたわけではありません。
庭に生えているハーブや、台所のスパイス、身近な植物の香りを知恵として使いこなしていました。
必要な分だけ調達して、必要なときにすぐに使えるように。

  • 棚の奥に眠っているカモミールの精油を、今夜の入浴に使ってみる
  • 飲みきれずに残っているローズヒップティーを朝の習慣にする(ビタミンも豊富で夏にぴったり!)
  • 玄関先のローズマリーを摘んで、お肉料理に使う

新しいものを足さなくても、すでに持っている香りと植物が、今の自分を支える力になるのです。

自然療法じゃなくても、「あるものから探す」というのは、今この瞬間に自分が持っている資源(知識、経験、人とのつながり、環境、時間の使い方など)を丁寧に見つめ直すことです。

新しいことに手を出す「時間」と「お金」を使わずに、持っているもので豊かになれたらいいと思いませんか?

整えることから始める

自然療法の本質は、“足す”よりも“整える”ことにあります。
例えば…

  • 眠る時間を少し早くする
  • 朝の光を浴びる
  • 深く呼吸する時間をつくる

これって、お金も道具もいらないけれど、私たちのからだとこころを根本から整えてくれる習慣です。
毎日やっていることを、ちょっと意識するだけ。簡単ですよね!


そこにアロマやハーブをほんの少し添えることで、その効果はゆるやかですが、でも確かに広がっていくんです。

わたしが言う自然療法って、アロマやハーブの使い方ではなくて、生活習慣を整えることが8割だったりします。
健康の基本は、何を食べるか、どれくらいからだを動かすか、深い呼吸をしているか、よく眠るかといった、毎日の習慣を「きちんと」することから。

これだけで健康になれるんです!
そして、不調になったときはもちろん、「自然のレメディ」の出番です。

これ、意外と気がつかないかもしれません。

なぜなら
「なんか足りない」⇨じゃあ「足そう」という発想になるから。

「なんか足りない」⇨「いまあるもので、改善できないか?」という発想ができるといいですよね。

“探す”ことは、“足す”よりも難しい。
なぜなら、探すためには自分や周囲を深く観察し、工夫する力が必要だから。

でも、それができた人は、すごく強い!
新しいものが手に入らなくても、今あるもので新しい価値を創造できるからです。

今日から「探す」をやってみよう

  1. 今まで学んだ講座のノートや教科書を取り出して、その内容をまず復習しよう(学び残し、うろ覚えがあるはず!)
  2. 家にある精油・ハーブを全部出して、あるもので何ができるか考えてみよう
  3. 自分の健康状態を観察して、食事・運動・呼吸・睡眠をまず整えてみよう

新しいものに手を出す前に、今あるもの、今までやってきたことを洗い出し、現状をもっとよくするためにできることを「探す」のです。

できることを探し、やってみて、それでも「足りない」ときが、新しいことに手を出す合図かもしれません。

アロマやハーブの世界は、学びも道具も無限に広がっています。
でも、その豊かさを本当に味わえるのは、「足す」ことをやめて、「あるものを探し、使いこなす」ときです。

次に「何か足りない」と感じたときは、こう自分に問いかけてみてください。

「すでに持っている中に、答えはないだろうか?」

その問いが、あなたの毎日を確実に変えていくはずです!

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Tomomi
アロマトローグ・自然療法士
2002年よりフランス在住
フランス人の自由きままでストレスの少ない生き方が心地よく、気づいたら20年以上住んでいます
アロマテラピー発祥の地、アートの都からフランス女性のような【凛としたオトナ】になるためのétudeをオンラインスクールでお伝えしています!

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