こんにちは。アロマトローグ・自然療法士のTomomi です。
8月はどんなふうにお過ごしでしたか？
わたしは、南仏のいつもの港町にヴァカンスに出かけ、いろいろな悪習を断つことができました！
・朝起きてすぐヨガをするように！⇨ダラダラ朝を過ごさずに済んだ！
・wifi環境があまりよくなく、仕事がはかどった！⇨動画を一切見なかった！
・静かな環境で、のんびりでき、よく眠れた⇨道ゆく人の会話、車の音を感じないってすごい！
・程よく不便で、よく歩いた！⇨自分が動かないと食べ物にありつけなかったので、引きこもり回避！
単純に環境を変えるだけで、劇的な変化があることを実感しました。
もちろん、全てをパリでも継続できているかというと違うのですが（笑）、それでもこの１０日間は心身ともにリラックスできました！
で、今日のお題は…
破壊しなければ再生できない！
ヴァカンス中、南仏の日中は暑いので、ランチのあとは仕事タイムでした。
静かな環境なので、とてもはかどったのですが、パリで進めていた新しい講座案を「破壊」したんです。
わたしを知っている人だったら、ある程度「新しいこと」を受け入れる人間だということをご存知かもしれません。
「これ違う」「こっちがいい」と思ったら、とりあえずやってみる。手放してみる。
ここに執着はあまりありません。
なので、今回もさらっと手放したのですが、手放すものが大きかった！！
完成度60%くらいのものをゼロにしてしまったので。
でも、新しい「もっといい」アイデアが浮かんでしまったので、再生のためには壊すしかない！
新しい家が、古い家の真上に積み重ねて建設できないように、これもまた、いったん更地にするしかないのです。
手放すものが大きければ、ドキドキします
いくら「手放すのは簡単にできまーす」と言ったって、それに捧げた時間・お金・その他のリソースを考えると、やっぱりドキドキするものです。
今回は、構想は100%出来上がり、カリキュラムのスライドも20%は完成していて、配布資料も50%はできていた。
なんなら、身近な人には「お楽しみにー！」と宣言さえしていたものです。
6ヶ月くらいはこの作成にかけていたんではないでしょうか。
つまり、6ヶ月を「なかったことに」するわけです。ドキドキしますよね。
でももったいない！とは思いませんし、後悔もするわけがないのです。
不安よりも期待があるからこそ
半分以上できていたものをゼロにする心境は、「不安よりも期待」が上回ったから、です。
そして、できていた半分、エネルギーを注いだ6ヶ月は、完全にムダになったわけではないんですよね。
これがあってからこそ、「次の方が絶対いいものになる！」と思えるんです。
というのも、わたしの場合、最後、やりながら「うーん、うーん」とアイデアが浮かばなくなっちゃったんです。
気持ちが乗らなくなったというか、ワクワクした未来が霞んで見えてしまったんですよね。
そこへ来て「これじゃなくて、そもそもこっちにした方がよくない？」とピンと来てしまった。
だから、破壊して再生することにしたのです。
破壊と再生、破壊と創造は永遠のテーマ
あなたも「破壊と再生」っていうことば、どこかで聞いたことがありませんか？
これって、大昔から、人類がいろいろな規模でずーーーーーーーっと繰り返してきたことです。
わたしたち人類は、これまでの歴史の歩みで、一応「進化」してきました。
だから、電話ができて、FAXができて、インターネットができて、携帯電話ができて、スマホができて、AIができて…と技術が進歩してきたんです。
もちろん、今でも「電話」はあります。
でも、電話を作り続けてきた会社は、FAXの時代だ！となったときに、会社の一部をFAX部門に明け渡したはずです。
電話は私たちからしてみれば破壊されませんでしたが、会社的にはその事業を「縮小」したかもしれないし、完全に「廃止」したかもしれないんです。
また違う例でいうと、フランス革命のとき、市民の力が強くなるのと引き換えに、王侯貴族は徹底的に排除されました。
彼らが持っていた邸宅の家具は破壊されたり、略奪されたりしたんです。
そして、しばらくたってナポレオンが政権を握り、「皇帝」になると、ナポレオン様式の家具が生まれたんですよね。
もうね、これはセットなのです。
新しいことをするには、過去のものを破壊するしかない！
そのエネルギーが大きければ大きいほど、新しいものは飛躍的進化を遂げる！
わたしが創造するもの
ということで、わたしの「個人レベル」での破壊と創造ですが、作りかけの講座を全部捨てて、その10%くらいだけ残して新しいものを作っています。
これは、わたしの人生の集大成でもあるし、これからの人生に役立つものにもなるはず。
少し今までとは毛色が変わりますが、ヴァカンスでの環境で新しい風を取り入れた結果です。
環境が変わると、見方が変わる。
今回は南仏の新しい風が、停滞していたアイデアのブレイクスルーになるどころか、完全な方向転換をするくらいの突風だったようです。
わたしたちは、毎日幾千の「どっちにしよう」という選択と決定をしているといいます。
誰でも二者択一に少なからず迷うでしょう。
でも、選ばなかった方がよかったなんて、誰にもわからないのです。
だったら、選んだ方がよかった、と思うように最善をつくすのみ！
わたしも、あっちを破壊して、こっちを創造してよかった！となるように頑張るしかないのです。
まだ講座の全貌はお話しできませんが、今年中にはお目見えできるはず。
そのときはまたお伝えしますね！
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