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アロマのプロになるための3つのこころがけ

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

先日、アロマ上級者のみのパスワードつき記事をアップしたところ、反響がかなりありました!

読んでくださったみなさま、どうもありがとうございます!

こちら、メルマガ内でのみパスワードをお伝えしていますので、読みたい方は恐れ入りますが、メルマガ登録をお願いいたします。

今後もこのように「上級者」向けの記事を鍵をかけて限定公開していこうと思います。

目次

なぜ限定記事にするのか?

日本の方にアロマテラピーをお伝えしてからもうずっと気になっていることがあります。

私はフランスの現地のリアルなアロマテラピーをお伝えし続けているのですが、私の生徒さんの9割は、すでにアロマの先生をやってらっしゃる方ばかりなんです。

私は特にアロマ歴が長いわけではないですし(生徒さんの方が長い人も多い)、日本の協会にはひとつも所属していません。なのに、ありがたいことに多くの方に集まっていただけているんです。

それはつまり、アロマの先生たちが頼れる先生が、日本には圧倒的に少ないということなのでは。

同時に、日本にある情報が限られている、ということでもあります。

昔、今はクローズしてしまったフレグランスジャーナル社の『アロマトピア』で連載していたとき、英語の翻訳者に比べて、フランス語の翻訳者が圧倒的に少ないという話になりました。

だからフランスのアロマテラピーの情報は日本には少ないし、古いものが多いんですよね。

ちなみに、私のフランスからの情報は、日本のアロマテラピーにとって「え?こんな使い方もしちゃうの?」「それって危険じゃないの?」というものも多いです。

日本では「自己責任は無責任」という風潮があり、どこの組織も「責任回避」したがります。

だから、「絶対に安全なアロマの使い方」しか伝えていないんですね。

それは私からしたら【アロマの魅力のほんの一部】でしかなく、アロマのすべてをお伝えしたい思いから、リアルな話をしています。日本では聞けない話が多くなってしまうのです。

アロマ講師は、一般の人からしてみたら、アロマのプロです。

なのに、「これをやったら危険」というものを
✔️教科書で習っただけ
✔️自分で体験していない
✔️だから「ダメらしいよ」としか言えない
と、「奥歯にものが詰まったようなアドバイス」になってしまうのはいかがなものか?

私はその辺をバンバンお伝えするのですが、初心者の方にはまだ早いものも。

初心者の方に「じゃあ大丈夫なんだ」とやられると困ることも多々あります。

アロマテラピーは応用範囲が趣味から医療まで幅広いので、
全員に公開してしまうと「意図が伝わらない」可能性が高く、
上級の方だけがご覧になれる限定記事としています。

アロマのプロのレベルをあげよう!

アロマのプロって何でしょうか?

いろいろな条件があると思います。

協会: A協会よりB協会の方が難しい
資格: A資格よりB資格の方が難しい
アロマ歴: 5年より20年の方がすごい

この辺が日本の方が考えているアロマ講師のレベル感かと思います。

私はこれを一貫して「違う」と言ってきました。

どこの協会のどの資格を持っていても、アロマを何年やっていても、その方のアロマレベルは、そういう表面的なことではなくて「中身」だと思っています。

もちろん、難しいと言われる協会の上級資格をお持ちで、アロマ歴がとても長い方で素晴らしい方はいっぱいいらっしゃいます。

でも一方で、「スペック」的には申し分なくても、アロマの知識や体験が乏しい方も正直、いっぱいいらっしゃるのです。

その方がアロマに対してどのように向き合ってきたか、
がプロレベルを決める条件なんじゃないかなーと思います。

で、偉そうなあなたは何者なわけ?

というお声もあるかと思います。

私は、フランスでアロマテラピーを学び、日本語に翻訳してセミナーや講座をしてきました。

アロマ歴(仕事にしてから)はたった11年。

しかも、協会には所属していません(2017-23年まで自分で協会運営をしていましたが、既存の協会のような認定制度を一切やらない協会でした)。

「どの口がいう?」と思われても仕方のない「スペック」です。

でも、私の元で、難しい協会の上級資格の方が生徒さんとして学ばれたり、上級者向けのセミナーをやると人が集まったりするのは、日本の人が持っていない情報を持っているからかな、と思います。

実際、アロマテラピー(ということば)が誕生したフランスにおいて、
その教育普及をしている有名なアロマトローグや精油の生産者さんと交流したり、
セミナーで最新情報を聞いたり、研究論文を読んだり、
あちこち出向いて情報収集しているので、私の11年は「実践」「体験」が詰まったものだと言えます。

私は、自分を(まだまだですが)アロマのプロだと思って活動しています。

「まだまだ」だからこそ、今でもコツコツと体験を増やしているのです。

アロマのプロを自認するには?

偉そうで本当に申し訳ないのですが、アロマのプロだと自信を持って言えるために、何をしたらいいか?を考えました。

①教科書の話を鵜呑みにしないで検証する

あなたが使っている「教科書」は、その協会のトップの方が一生懸命作ったものです。

それを疑うとは何事か!?と思われるかもしれません。

でも、鵜呑みにする人は、それをただ読んでいるだけです。

以前、一度とある授業に出たことがあるのですが、アロマの歴史のところを「この年表、そんなに重要じゃないのであとで見ておいてくださいね」と先生がおっしゃった!

日本はこういう授業をされるんだなーと思いました。

(歴史好きの私なら、アロマの歴史で6時間くらい授業したいくらいです!)

「試験に出るから暗記して」「別にここは覚えなくていいです」

せっかくトップの方が作った教科書を、活かしていないんだなーと思ったのです。

アロマに関係があるから教科書に載っているのではないでしょうか?

私だったら、「もっと楽しんでもらえるエピソードはないかな?」とひとつひとつ掘り下げます。

歴史だったらマニアックに調べるのが好きなので、面白い話をいっぱい持っています。

化学は苦手ですが、逆に苦手な人にどう楽しんで学んでもらえるかを考えて、「化学式の暗記」ではない実践的なアプローチ、身近に感じてもらえる小話をお伝えしています。

鵜呑みにしない、もそうなのですが、
その教科書を「自分仕様に書き換える」ことができれば、
先生として自信がつくのではないでしょうか?

「こう書いてあるから、そうらしいですよ」では自信、つきませんよね?

②現場を見る 体験をする

フランス式アロマテラピーを教えているスクールは結構ありますよね。

でも、「フランスでは」と話す割には、フランスに来たことがない人は多いものです。

私がやっていた一般社団法人パリ・フィトアロマ協会は、毎年「プチ留学ツアー」をしていました。

「書を捨てよ、街へ出よう!」のごとく、
現場を見ないことには自信を持って何かを伝えることはできません。

なので、フランスに来ていただいて、生産者さんの畑をみたり、植物園を見学したり、植物学の先生と森散歩をしたり、医学系博物館を巡ったり、さまざまな「アロマをやってたら知って欲しい」体験をツアーとしてオーガナイズしていました。

「フランスまで行ける人なんて限られているでしょ」と思うかもしれません。

子育てやお仕事があって、来られない方もいらっしゃいますよね。

でも、我が協会は毎年日本でもイベントをやっていました。

別に「来週やるよー」と直前の告知をしていたわけではありません。前々から準備していたので、来ようと思えば誰でも来られるようにしていたのです。

あなたがこういうイベントを目にしたとき、
「頑張って行けるようにしよう!」と思うのか
「いや、行けないし」とスルーしてしまうのか?

このような「現場を見る」「体験をする」ことを大事にしている人ほど、アロマのプロとして立派にやってらっしゃる方ばかりです。

実際、協会でのフランスツアーは来るメンバーが結構決まっていましたが、やっぱり「現地を見る」ことがどれだけプロとしての深みを増すのかわかってらっしゃるので、先生としても信頼されている方ばかりでした。

あなたが住んでいる地域のそばにも、何かしらあると思います。

2時間、車や電車で移動したら、絶対にありますよね!?

アロマのプロは「情報や体験を足で稼ぐ」ことを怠らないで欲しいなと思います。

③関係ないことなんてない

「アロマに限らず」なのですが、
「これは関係ないから」と学びのジャンルを制限しない方がいいと思います。

私はアロマテラピーの授業ではさすがにハーブを教えません。

でも、ハーブの話はします。

そうやって、授業の中で「関係あるよー」というジャンルやテーマの種まきをするんですね。

そうすると、アロマテラピーの授業が終わった後に、「先生、中医学も勉強したいし、ハーブもやりたい。フラワーバッチにも興味が出てきてしまいました!」と学びの意欲が止まらなくなっちゃうんです!

私もそうでした。

最初はアロマ。そこからハーブやホメオパシー、フラワーバッチ、栄養学に食養生、オーガニックという概念、農業、土壌、月の運行、占星術、アーユルヴェーダ、中医学…。

知識って風船と同じなんです。

知識が膨らむと、それだけ(風船の外の)未知の世界との接触面積が増えていく。

本当に学びにはキリがありません。

でも、私たちに与えられているのは1日24時間。

だから優先順位を作り、とりあえずサラっとだけでもすべて勉強しました。

直接「関係ない」と思われることを知ることで、どんどん世界が広がり、また深まるんです。

それを、「アロマとは関係ないから」と学びのチャンスを捨ててしまうと、本当にもったいない。

薄っぺらい知識で勝負しなくてはならないんです!

私の授業には美術の話もよく出てきます。

これは、私が大学時代に美術専攻だったから。

まさに「アロマとアートなんて関係ないじゃん!」と思うのですが、ところがどっこい!なんです。

この切り口で深く語れる人はそう多くないはずです。

こうやって「唯一無二の道」を深めていくことで、その道のプロになれるんですよね。

あなたが関係ないって思っている分野こそ、アロマと繋がるととても面白い視点になるかもしれません。

アロマの「プロ」と思う人を何人か挙げてください。

きっと「〇〇なアロマといえばあの人!」と思われているはずです。

先生業のバージョンアップしよう!

教科書の文字をそのまま伝える先生を卒業したいなら、
①教科書のひとつひとつを検証 
②現場を見にいく 
③関係ないジャンルこそお宝 

とこの3つを心がけてみてください。

私はアロマやハーブを本気で仕事にしたい方のサポートもしています。

受講生さんは知識は豊富!とても立派です。

でも、ビジネスクラスに入ってきた当初は「選ばれない先生」なんですよね。

なぜか。

アロマの協会(ハーブもしかり)はそんなに多くありません。

数少ない協会で山ほど「認定講師」が輩出されているのが現状。

その教科書は完璧に教えられるかもしれませんが、それって「みんな一緒」なんです。

✔️ 教科書の一字一句から面白い話がどんどん出てくる先生
✔️ 現場を見て体験したことが多いので、話すことに説得力がある先生
✔️ 他の先生とは一味違うアプローチができる先生
になったら、「選んでくれる人」が増えると思いませんか?

私は、これまでたくさんの時間とお金を費やして「検証」「現場」「別ジャンル」を掘り下げてきました。 だから、選んでくださる方がいらっしゃいます。

もし受講生さんが途切れることのない「先生」になりたいと思ったら、
誰もが手にできる無料の情報ではなくて、
みんなと同じ、与えられている情報ではなくて、
足と時間とお金を使って人が持っていない情報をとりに行ってはいかがでしょうか。

最後に

私はフランスから発信しているからなのか、自然と「先生の先生」ポジションでした。

日本のアロマの協会をあちこちハシゴし、先生になった後に私の元でまた学んでくださる生徒さんが多かったのです。 これでは時間もお金も費やしてしまう。

だから、初心者の方も最初からコアな情報を得ていただきたいな!と思い、初心者向けのブログを書いています。

知識ゼロからプロまでサポートはできるので、今後も上級者向けの限定記事、書いていきたいと思います!

難しい話でもご質問があったらぜひお気軽に♡

Tomomi
アロマトローグ・自然療法士
2002年よりフランス在住
フランス人の自由きままでストレスの少ない生き方が心地よく、気づいたら20年以上住んでいます
アロマテラピー発祥の地、アートの都からフランス女性のような【凛としたオトナ】になるためのétudeをオンラインスクールでお伝えしています!

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