こんにちは。アロマトローグのTomomiです。
今日のテーマは「アロマで私が大切にしていること」です。
まずは、私のアロマとの出会いを。
いろいろなところで書いているのですが、フランスに留学に来て1年、2年たった頃、唇と頭皮の皮がどんどん剥けて、ひどいことになりました。
お医者さんに言ってお薬を処方してもらっても治らず(記憶がないのですが、ステロイドではなかったのかもしれません)、「よい」と思ったことは手当たり次第にやってみました。
その中で「オーガニック」「マクロビ」という食から入って、「自然療法」に行き着きます。
「アロマ」は日本にいたときにも知っていたのですが、ちゃんとやったことはなく、初めてパリのオーガニックショップで精油を買ったんです。
余談ですが、忘れもしない失敗。
本に「良い香りでリラックスできる」と書いてあったので、Neroli(ネロリ)を買いに行きました。
でも、間違えてNiaouli(ニアウリ)を買ってしまった(笑)。
スペルが似ているのももちろん原因のひとつなのですが、フランスではネロリのような高価な精油は、店頭に置いてないんですよね。
ニアウリの香りを嗅いで「どこがリラックスするの???」とびっくりしたものです。
私を救ってくれた精油。
で、唇の皮剥け・赤み・痒み・水泡で大変だったのですが、効果的な対処法が見つからず、精油のミツロウバームを手作りしたのです。
オーソドックスに真正ラベンダーで。
日本の本を参考にしたので、濃度も低かったはず。
なのに、ピタっと止まったんですね!
もうビックリです。
ラベンダー精油がよかったのか、ミツロウがよかったのかわかりませんが、1年半くらいオバQみたいな唇になってたのに、ピタっと皮剥けが止まり、どんどんよくなりました。
アロマってリラックスするだけの「いい香りの液体」でしかないと思っていたのに、何をしても治らなかった唇の悩みが即解決!
驚きました。そこからアロマが気になっていたのです。
アロマの学校に通ったのはずいぶん後になりますが、その「成功体験」が私のアロマ活動の原動力になっています。
私が大切にしていることは「成功体験を忘れない」ということ。
アロマって、結構中途半端な立ち位置だと思うんです。
趣味にしては注意事項が多い。
香水やコスメや医薬品の原料になっていますが、アロマを勉強したからと言って、調香師にはなれないし、精油だけではコスメも医薬品も作れません。
私は特に、調香師でも化学者でも医療従事者でもないので、そういう専門家と対等に話したいと思っても、足りないところがたくさん見えてしまう。
でも、あのときに私の悩みを一瞬で解決してくれた精油のパワーを思い出すと、もっと頑張ろうって思えるんです。
調香師さんとやりとりすることも、コスメのレシピのアドバイスをすることもあります。
薬局チェーンととコラボしたこともありました。
そのとき、堂々と「アロマの専門家」として自分の意見を「怯むことなく」話せるのは、アロマの底力を知っているからだと思うんです。
いくら中途半端と言われても、1年半も悩んで治らなかった皮膚疾患をキレイにしてくれた精油のパワーを実感した体験が、「アロマは中途半端なんかじゃありません!」という気にしてくれるんですよね。
⚠︎ちなみに、私と関わった調香師さんもコスメのメーカーさんも薬局チェーンのお偉いさんも「アロマなんて」なんて態度をとったことは一度もありません!みんなお優しかった。大丈夫ですよ。
でも、私の中で「中途半端」であることも自覚しています。
そういったプロの職業の人の中にはアロマを軽視している人がいるのも知っています。
なので「みんなそう思っているんだろうなー」って卑下してしまう気持ちがたまーに湧いてくるんです。
それを打ち消してくれ、自分に自信をつけてくれるのがあの「成功体験」なのです!
きっと、あなたにもあると思うんです。アロマやハーブで救われた経験が。
それ、大切にしてほしいなって思います。
精油のポテンシャルってバカにできないんですよ!
私のお仕事の大切なパートナーである精油。
精油が活躍できる場所を広げたくて、私自身も香料業界のこと、コスメ業界のこと、医療業界のこと、掘り下げています。
どれも「法規」があり、精油でできること、できないこと(&私ができること・できないこと)が明確になっているので、できる範囲で最大限のパフォーマンスを見せられるように、私も勉強しているんです。
アロマやハーブを学んでお仕事にしている方の中には、香水やコスメや医薬品を手掛けたいと思っている人もいるかもしれません。
でも、「いや、そんなのムリでしょ」「何からやればいいの?」と思うかもしれません。
大丈夫ですよ。道は続いています。
まずは、アロマのポテンシャルを信じてあげてください。
もし、「アロマってこんなもんでしょ」という思いがどこかにあり、教えられたことや、よくあることの枠を超えようとも思えないのであれば、すごくもったいないです。
あなたのアロマのお仕事は、もっともっと広げられますよ。
アロマ業界を活性化するにはどうしたらいいかな?って前にアロマ仲間と話していたんです。
そのときに「素敵な未来」が見えたらいいよね、という結論に。
私のやっていることはまだまだ道の途中ですが、少しでも参考になれば。
少しでも「まずはあそこを目指そう」と思っていただければと思い、ブログを書いています。
「こんなもんでしょ」のアロマからもっともっと大きな世界に広がって、アロマに関わる仲間が自信を持ってやりたいことを叶えられるような時代になったらいいなーと思っています。
あなたの「成功体験」をもう一度思い出し、大きな世界に飛び込んでくださいね♡
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